JRA史上最多のGⅠ、統一GⅠ計11勝を挙げ、今年から種牡馬生活をスタートさせたコパノリッキー(牡8歳)の祝勝会が9日夜、静内エクリプスホテルで開かれ、関係者約100人がリッキーの功績をたたえ、今後の成功を願って祝杯を交わした。
同馬は父ゴールドアリュール、母コパノニキータ(母父ティンバーカントリー)の血統。平成22年3月に日高町福満のヤナガワ牧場で生まれ、26年2月のフェブラリーステークスを16番人気ながら優勝して初GⅠ制覇を達成すると、その後も中央、地方のGⅠを勝ち続け、昨年12月に引退レースとした東京大賞典(統一GⅠ)を優勝してラストランを飾った。
現役時代の成績は33戦16勝、総獲得賞金は9億9514万4千円。引退後は日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで後継馬輩出に励む。今年の種付料は受胎80万円、出生120万円で、申し込み多数で満口になっている。