長万部町 町民参加の植樹祭
04月29日 21時51分
道南の長万部町で２９日、町民が参加した植樹祭が行われ、１００本のサクラの苗木を植えました。
この植樹祭は長万部町の緑化に取り組む地元のＮＰＯ法人が毎年行っているものです。
３０回目を迎えたことしは町内の大人や子どもおよそ１５０人が集まり、町が所有する空き地にオオヤマザクラの苗木１００本を植えました。
参加者は高さ２メートルほどに育った苗木を５メートル間隔に掘られた穴に入れて、スコップで土をかけたあと、木を添え木に固定する作業に当たりました。
参加した小学２年の男子児童は「苗木を植える作業は楽しかったです。花が咲いたら、見にきたいです」と話していました。
また、３０代の母親は「きょう植えたサクラの木が子どもと一緒に成長していくのがこれから楽しみです」と話していました。
ＮＰＯ法人の石戸谷成一理事長は「多くの人が参加してくれる植樹祭となり、町の人たちに緑を愛する心が広がっていることを実感します。今後も植樹祭を続けていきたい」と話していました。
今回植えたオオヤマザクラは２、３年後に花を咲かせるということです。
