札幌地検の検事が痴漢逮捕。被害女性「私のお尻を追いかけて触り続けた」
週刊SPA! 8月10日(月)16時21分配信
札幌地検の検事が痴漢逮捕。被害女性「私のお尻を追いかけて触り続けた」
(日刊SPA!)
今月8日、電車内で25歳の女性の尻を触ったとして、神奈川県警大船署は、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の容疑で、札幌地検の検事(28歳)を現行犯逮捕した。
逮捕されたのが現役の検事だったことから、法を司る者のスキャンダルとして本事件には高い注目が集まった。だが、そうしたモラルをめぐる議論の前に、痴漢被害を受けた女性がいるという忘れてはならない事実がある。
現役の検事はなぜ痴漢容疑で逮捕されたのか。今回、取材班はこの事件の被害に遭った女性に話を聞いた。既報されているだけではわからない当時の状況を詳らかにしていこう。
◆目覚めたときに気づいた違和感
——痴漢に気づいたのはいつだったのでしょうか
その日は飲み会の帰りで、京浜東北線で大田区の自宅へ帰る途中でした。いつもはあまり電車で寝ないのですが、酒が入っていたこともあり車内で座りながら爆睡してて。記憶があるのは上野駅までで、それから目覚めるまでは記憶がありません。目が覚めたときに違和感を覚えました。違和感の正体はすぐにわかりました。右横に座った男性の手が私のお尻を触っていたんです。
——それで痴漢だ、と気づいたんですね
いえ。最初に「痴漢かな?」って思ったんですが、私の勘違いかもしれないので、私のお尻と密着している男性の左手との距離をどかさせるように席を浅く座り直したんです。でも、彼は私のお尻を追いかけて触り続けている。「寝ぼけているのかな?」と思ってちらっと横を見たところ、起きていたんですね。