清田区強盗殺人事件 男を起訴
08月04日 22時09分
清田区強盗殺人事件 男を起訴
ことし５月、札幌市清田区で現金を奪う目的で知人の男性宅に侵入し、男性を刃物で切りつけて殺害したとして逮捕された６７歳の男について、札幌地方検察庁は精神鑑定の結果、責任能力があると判断し、４日、男を強盗殺人などの罪で起訴しました。
起訴されたのは札幌市清田区の無職、小笠原昇三被告（６７歳）です。
起訴状によりますと小笠原被告はことし５月、現金を奪う目的で同じ清田区に住む当時７６歳の知人の男性の自宅に１階の窓から侵入し、刃物で切りつけて殺害したとして強盗殺人などの罪に問われています。
札幌地検は事件の動機や詳しいいきさつを調べるため、およそ２か月間にわたって専門家による精神鑑定を行っていましたが、その結果、責任能力があると判断して４日、起訴しました。
札幌地検は、小笠原被告の認否を明らかにしていませんが、警察のこれまでの調べに対して一貫して容疑を否認しているということです。
