道暴排条例来月１日改正 旭川の３・６街指定 みかじめ料拒否誓う
2017/6/17 07:00
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道暴力団排除推進条例の一部が改正され、７月１日に施行される。旭川の繁華街「３・６街」と札幌・ススキノの２カ所を特別地域とし、みかじめ料を暴力団に支払った店側を対象にした罰則を新たに設けた。活動の資金源を絶つことによる組織の弱体化を狙い、道警や飲食店などは強い姿勢で対策に取り組む意向で、１６日には施行を前に旭川市内の決起大会で決意を誓った。
改正条例は３・６街を中心とした２〜４条通りと５〜８丁目の範囲を新たに「暴力団排除特別強化地域」に指定し、風俗店やパチンコ店、居酒屋（午前０時以降営業）、スナックなどを対象とした。暴力団にみかじめ料や用心棒料を払った場合、１年以下の懲役か５０万円以下の罰金に科す。
１６日に旭川市内で開かれた条例改正に伴う「旭川市民大会」には、西川将人旭川市長ら関係者が出席し、旭本の池田康則本部長は「改正を機に、暴力団排除を一層推進させたい」と訴えた。続いて市内の平和通買物公園を練り歩き、改正の中身を広く啓発した。
