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信用金庫職員が着服か 懲戒処分
06月09日 17時06分
奄美市に本店がある奄美大島信用金庫の和泊支店の元職員が、顧客の預金９７万円を着服したことがわかり、信用金庫はこの職員が退職したことし３月末にさかのぼって、懲戒解雇処分にしました。
奄美大島信用金庫によりますと、ことし３月まで和泊町の和泊支店に勤務していた４２歳の元職員がことし３月までの１年間、顧客の預金口座から勝手に金を引き出したり別の顧客から預かった現金を口座に入金しなかったりして着服したということです。
顧客から「金を引き出した記録があるが覚えがなく、調べて欲しい」と問い合わせがあり、信用金庫側が調べたところ着服が発覚したということです。
着服した金額はあわせて９７万円で、借金の返済や遊興費に充てていたということです。
元職員は着服を認めこれまでに全額を弁済しました。
信用金庫では、元職員が退職したことし３月末にさかのぼって懲戒解雇処分にし、退職金は全額返還させたということです。
奄美大島信用金庫総務部の作田幸太郎部長は「事態を厳粛に受け止め再発防止に務めたい。お客様の信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」と話しています。
