>>752
1930年代ドイツでは、第一次大戦後の大不況で没落した貴族の子息は下層中産階級として、貧困層の労働者のような暮らしをしながら、それになじめなかった。街でサーカスのように練り歩き音楽を鳴らすナチス党に興味を惹かれる。夜のナチス党集会は松明をかかげたりキャンプファイヤー状態でムード満点。そして総統の神がかった演説。失業問題を一挙解決したヒトラー総統に忠誠を誓い、ナチス党に入党。鉄兜をかぶって挙手の敬礼をすれば、ホームレス一歩手前の青年もゲルマンの戦士として国に尽くす立派なドイツ兵になれた。最新兵器、かっこいい軍服を支給され、機甲部隊の一員として世界征服に乗り出す。その先に何があるかは知らない。お高く止まってホームレス一歩手前の青年には見向きもしない富裕層のインテリユダヤ美少女をぶち殺す。世界一の科学力の兵器で電撃的にロシアに乱入し、イワーン男どもを撲殺し、劣等スラブ民族のブタのくせに妙に美人なロシア少女を犯しまくる夢を見て夢精する毎日。しかし行った先に待っていたのは、スターリングラードの地獄の市街戦だった。