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政治総合


No.6493774
#3
正恩氏3度目中国詣で メンツより実利、経済支援取り付けへ
6/20(水) 7:55配信 産経新聞
 ■国境に穴…制裁の緩みも

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が19日、中国を訪問した。短期間に3度も“中国詣で”をするというメンツを度外視した訪中の裏には、制裁解除を見越し、中国からの経済面での支援の約束を確実なものにしたいという狙いもうかがえる。

 党機関紙、労働新聞は19日、社説で「党が社会主義経済建設に総力を集中する新たな路線を提示した」とし、建国70年の今年を「勝利と栄光の年として輝かすべきだ」と強調した。

 だが、経済再建の最大の障害である制裁は維持されたままで、その鍵を握るのが対北貿易額の9割を占める中国だ。金氏は5月、地方組織トップらからなる経済視察団を中国に派遣。約10日間にわたり、北京や上海、杭州のハイテク関連施設などを見て回らせた。

 習近平国家主席との面談で、視察団は「中国の経済建設と改革開放の経験に学ぶ」ことが目的だと述べ、習氏は「成果を収めることを願う」と応じた。

 中国の対北輸入額は1〜4月、前年同期比87%減と、中国の統計上は激減している。一方で、制裁の“緩み”も指摘されている。

 韓国紙、東亜日報は19日、中朝国境地域の中国工場10カ所以上が米朝首脳会談と前後し、制裁強化後に中断した稼働を再開。今年に入って減少傾向だった北朝鮮からの派遣労働者数も増加に転じていると報じた。中国国際航空の北京−平壌間の定期便も今月、運航を再開。中国のネット旅行会社も北朝鮮へのツアー商品を取り扱い始めた。

 トランプ米大統領は5月、ツイッターで「最近、(中朝)国境に穴があき、多くの物が流れているとの噂がある」と懸念を示していた。北朝鮮に非核化を迫る最大の圧力である制裁が、時間がたつほど中国の最前線で形骸化する恐れが現実味を帯び始めている。


[ 匿名さん ]
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