北海道・旭岳で遭難の男性発見、死亡確認 SNSで女性と知り合い自殺か?
道警山岳救助隊は4日午前11時20分ごろ、上川管内東川町の大雪山系旭岳(2291メートル)の旭岳ロープウェイ姿見駅(1600メートル)から約1・5キロ地点で、心肺停止状態の男性を発見した。男性はヘリで搬送されたが、死亡が確認された。旭川東署は2日に入山し、その後行方不明になっていた道外の20代の男性とみて身元や死因などを調べている。
男性と一緒に入山していた岩手県の10代の女性が、3日午前に1人で下山して同署員に救助を要請。救助隊が3日に続き、4日午前8時ごろから捜索を再開していた。
同署によると、女性は会員制交流サイト(SNS)を通じて男性と知り合い、1日にJR札幌駅で落ち合って旭川市入りし、自殺目的で山に入ったと話している。