米子市の住宅に、10匹の猫が放置されていました。
ベランダから乗り出す猫たち。
汚れた部屋の修繕費などには、およそ1000万円がかかる見通しです。
米子市によりますと、おととし11月ごろから市営住宅の一室で猫のふん尿による悪臭がすると、住民から苦情が寄せられていました。
この部屋には、40代の男性が家族3人と暮らしていて、市は、ペットの飼育は禁止さているなどと指導していましたが改善されず、去年、明け渡しを求め提訴。
その訴えが認められたため、今年4月に強制退去処分となりました。
市の担当者によりますと、男性らは、部屋を放置して別の場所で生活していました。
当時、部屋の中には10匹の猫が放置され、猫の死骸もあったということです
「台所でお茶を飲んでいた。何か変なにおいするねって。臭いにおいがしだしたのは足かけ3年ぐらいになる」(同じ棟に住む住民)