第44回弘前城雪燈籠まつり(2月8〜11日)の主役となる大雪像の制作が9日、会場の弘前公園四の丸で始まった。今年は4月にリニューアルオープンを迎える国指定重要文化財の旧弘前偕行社が題材。同日は制作に当たる陸上自衛隊弘前駐屯地(木原邦洋司令)の協力隊が、枠組みの組み立て作業に着手した。
大雪像は高さ7メートル、幅18メートル、奥行き7・5メートル(台、壁を含む)で、他に大型の滑り台も制作。雪は岩木山麓からダンプ約140台分を運び込む。枠組みの組み立ては13日までに終え、17日までは雪の運搬と雪積み作業、20日から2月5日にかけて雪の削り出し作業を行って完成させ、祭り開幕日の同8日に引き渡す。
陸奥新報より抜粋