つくば研究学園都市は、特殊過ぎて比較対象が極めて少ない。
日本よりも世界でのほうが有名なのではないだろうか。
茨城県の中にあって、浮いている場所ではあるが、これから更に発展する要素を秘めた都市であると言える。
つくば科学万博(EXPO´85)当時の熱狂と煌めきは、日本や世界を(科学技術的に)牽引していたと言っても過言ではない。
翻って現在の水戸市は、徳川御三家の名折れと言った印象は否めない。
歴史の香りがしないのだ。水戸の梅(水戸は納豆が有名だが、本来は梅なのである)も、紀州の南高梅には及ばない(但し、主に水戸の梅は観賞用であり、紀州の梅は食用)。
これには、江戸期において水戸藩主には参勤交代がなく、常に江戸在府だった歴史的要因が関わっていると思う。
残念ながら、水戸にはこれ以上成長する要因が見当たらない。
従って、水戸VSつくばの回答は、圧倒的に「つくば」となる。