日本は支那と戦っていた当時、アメリカにもケンカを売る馬鹿なことして、結局は支那にも負けた。
支那で日本軍は全戦全勝だったが、中国7大都市を落として、もうヘトヘトになっていた。その上、北に接する脅威のソ連にも備えていた。
そんな中、なぜ、ワザワザ太平洋の反対側の遠い遠いアメリカ相手にケンカをするのか?ワケが分からない。
ルーズベルト大統領は、「日本は支那をイジメるな!可哀想じゃないか!もう石油を売らないぞ!」と言ってきた。
日本は石油のほとんどをアメリカから輸入していたので困った。
ではどうするか?オランダ領インドネシアに石油がある。
オランダと戦いインドネシアの石油を確保する。後はシーレーンさえ確保すればいい。
シーレーンの都合上フィリピンを取るにしても、当時フィリピンは独立が決まっていた。アメリカが承認していた。
なのでハワイと違い、大金や多大な犠牲を払ってまで独立予定のフィリピンを守らない。
当時アメリカは「モンロー平和主義」で、ルーズベルト大統領も「反戦」を掲げて当選した。
議会も国民も、「アメリカは太平洋の覇権争いに加わるべきではない。フィリピンは必要でないし、絶対に戦争をしてはいけない」としていた。
だから、ハルノート?無視無視。アメリカの石油?無視無視。それでいい。
現に、インドネシアの石油を確保したのだから、もうそれだけで良かった。
日本がワザワザ真珠湾を攻撃して、アメリカを戦争に引っ張りっこむ必要はない。ワナも無視して、引っ掛からなければいい。
ただ、朝日新聞などメディアが「なんかアメリカ偉そうでムカツク〜!やってやれや!」などと対米戦をあおってきたので、国民も「開戦!開戦!」とそうなってしまった。