パチンコ、スロットの不正改造容疑 パチンコ店長ら２人逮捕 岐阜中署
客寄せのためにパチンコ、スロットマシンを当たりやすく改造、遠隔操作で大当りを調整していたとして、岐阜中署などは三日、パチンコ店経営「喜久家」（岐阜市神田町）の業務推進部次長・中間秀明（４６）（同市粟野西）と、同社系列のパチンコ店「キクヤ六条店」の店長・佐藤博一（５１）（岐阜県岐南町上印食）の両容疑者を、風営適正化法違反（無承認変更）の疑いで逮捕した。
不正改造の摘発は岐阜県下では初めて。
調べによると、両容疑者は今年一月から三月にかけて、同店内の百四十五台のうち計四十五台のパチンコ、スロットマシンに不正な部品を取り付けた疑い。
佐藤容疑者は「中間次長に指示を受け、客がたくさん来るようにやった」などと供述している。同署は、部品の入手先などについて追及している。
岐阜市のパチンコ店に不正改造したパチンコ、スロットマシンが設置されていた事件で、岐阜中署などは十四日、風営法違反（無承認変更）の疑いで、新たに名古屋市中区丸の内一ノ六ノ一五—二○五、会社員斉藤栄治容疑者（３２）を逮捕した。
逮捕者はこれで四人目。
調べによると、斉藤容疑者は、パチンコ店経営会社「喜久屋」（岐阜市）業務推進部次長の中間秀明容疑者（４６）＝同容疑で逮捕＝らと共謀。
今年一月から三月にかけ、客を集めるために同社経営のパチンコ店のパチンコ、スロットマシン四十五台に不正改造した「裏ロム」を取り付け、遠隔操作で大当りを調整出るよう変更した疑い。
斉藤容疑者は、十三日に同容疑で逮捕された羽多野馨容疑者（３２）と同様、喜久屋の取引先の名古屋市内の遊技機販売・修理会社に勤めている。
