横浜スラム (横浜ことぶき地区)
横浜市中区にある、通称ことぶき地区(寿町)は、日雇労働者が利用する簡易宿泊所が百軒以上も立ち並ぶ日本有数の「ドヤ街」である。
この地区に「職業安定所」が開設されて以降、大岡川沿岸バラック群の「大岡川スラム」の住民や日雇労働者が大勢移入して、ドヤ街が形成された。
一時期、治安が乱れに乱れ、放火や乱闘騒ぎ、麻薬の売買、賭博、売春、売血事件が頻発した。
在日韓国人がこの地区の権利を得て、地元ヤクザと縄張り(シマ)を二分することとなった。
トラブルは治まり、「ドヤからヤドへ」を合言葉に、外国人バックパッカーなど短期滞在者を呼びこもうとしている。
しかし心ない観光客が物見遊山で訪れ、ことぶき地区の写真を勝手に撮ってトラブルになるという問題が少なからずある。