韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏はこう語る。
「韓国の主張は日本の自衛隊に対する侮辱であり、国連海洋法の軽視でしかありません。
そもそも、旭日旗は2011年のサッカー・アジアカップ日韓戦でゴールを決めた奇誠庸(キ・ソンヨン)選手がグラウンドで猿が顔をかくジェスチャーで日本人を侮蔑し、
それをとがめられたときに『日本側応援スタンドで旭日旗が振られていたからやった』と言い逃れのために持ち出したことに端を発しています。
韓国では日本に関してこういった小さなウソが独り歩きし、新たな反日の種になることがよくあります」
たとえば、12年に長崎県対馬市の複数の寺社から盗まれた仏像も韓国の浮石寺の住職が「400年前に倭寇によって持ち出されたもの」と主張、韓国ではそれが“真実”になってしまった。
また、李朝末期の傾城の悪女・閔妃(ミンビ)が日本浪人に遺体を凌辱されたという猟奇的な話が“史実”として韓国では大手を振っているが、そのネタ元は小説だ。
但馬氏は「慰安婦問題も金学順さんが登場した当初は未払い賃金問題だったのに、今では日本軍が証拠隠滅のために慰安婦を生きたまま穴に落としてガソリンをかけて焼き殺したことになっています。こちらのネタ元は映画でした」と言う。
旭日旗については、韓国では「軍国主義と侵略戦争の象徴」「東洋のハーケンクロイツ」「戦犯旗」などと呼んで非難の対象にしている。