JリーグじゃなくてまるでKリーグ? 朝日新聞100年構想
サッカーの要は「GK(ゴールキーパー)」。チームの顔だ。
現在、Jリーグ18チーム中、実に6チームのGKが、助っ人韓国人選手で占められている。
川崎フロンターレのチョン・ソンリョン、ヴィッセル神戸のキム・スンギュ、鹿島アントラーズのクォン・スンテ、セレッソ大阪のキム・ジンヒョン、アン・ジュンス、コンサドーレ札幌のク・ソンユン。
彼らはどれも、過去に韓国代表クラスだったベテランたちだ。
Jリーグでは韓国人に特別枠が設けられており、11人のうち5人まで韓国人選手が先発出場してもいい。
2014年のカターレ富山の主力はこうだった。
MF 徐庸徳 (ソ・ヨンドク) 韓国人
MF 金永根 (キム・ヨングン) 韓国人
DF 高准翼 (コ・ジュンイ) 中国人
DF 梁海俊 (ヤン・ヘジュン) 韓国人
DF 朴台洪 (パク・テホン) 韓国人
韓国人選手側の事情もある。
昨年のJ1年間王者のクォン・スンテは、こう語った。
「もう33歳という年齢を考えたとき、韓国ではチャンスが無い。Jリーグはオレみたいな年寄りGKでも出場できる最後の機会」
たしかにベテランは年齢的にみても欧州クラブは厳しいだろう。中国は中国人しかGKになれない決まりがある。必然的にJリーグが最後の舞台となるわけだ。
ただ韓国人からは、「日本がまた強奪かよ!銭があるか知らんがすぐ韓国のベテランを銭で強奪する!少しは生え抜き育てろよ!」と言われている。