埼玉栄が初戦競り勝つ 加須で「女子硬式野球ユース大会」が開幕
2017年8月18日
18歳以下の女子球児が競う「全国女子硬式野球ユース大会」が十七日、加須市で開幕した。13都府県の高校20校が出場し、二十二日までトーナメント方式で戦い、頂点を目指す。
大会は二〇一〇年から関東女子硬式野球連盟が開催。8回目となる今回から全国高等学校女子硬式野球連盟の主催となり、大会の名称も「全国女子硬式野球ユース選手権大会」から一部変更した。
出場選手は主に高校一、二年生で、春の「選抜大会」、夏の「選手権大会」とともに全国高校女子硬式野球の三大大会の一つと位置付けている。
平成国際大の室内野球練習場であった開会式で、作新学院(栃木県)の遠藤佳菜子主将(17)が「練習の成果を発揮し、全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した=写真。
県内からは叡明、埼玉栄、花咲徳栄が出場。この日は同大野球スタジアムなどで計5試合が行われ、埼玉栄は初戦で福井工大付属福井高(福井県)と対戦、4−3で勝った。
決勝は二十二日午前十時から、田ケ谷サン・スポーツランド野球場で予定されている。