爆サイ.com 四国版

🌎 国際ニュース


No.5730485
#82
山口 彊

広島市と長崎市で2回被爆した、二重被爆者。


長崎三菱の造船所に勤務していた1945年5月、広島三菱の造船所に8月7日までの長期出張となった。

8月6日朝、職場への通勤途に広島市に原爆が投下されて被爆した。左鼓膜が破れ、左上半身にやけどを負い治療を受けた。

翌7日、広島市内の己斐駅から国鉄山陽本線の列車に乗り、長崎へと帰った。

8月9日、長崎三菱造船で勤務中、長崎市に原爆が投下され、再び被爆してしまった。


彼の原爆手帳には、2度の直接被爆が記載された。

三菱造船を定年退職した老後は、精力的に欧米各地を廻って、核兵器廃絶を訴えた。

90歳になっても、映画に出演するなどして、その映画をアメリカで宣伝するために渡米した。


92歳になった2009年3月、体調不良で長崎市内の病院に入院。

翌年1月4日午前5時38分、胃がんのため死去した。93歳没。


マスコミは、「また一人、原爆の後遺症による癌にかかって亡くなった」と報じた。


[ 匿名さん ]
TOP

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。