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😷 徳島新型コロナ・感染症


No.10313141
#883
知事の姿勢、「市中感染」否定続ける 徳島県のコロナ対策①

徳島県内で初めてとなる新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)かどうかを判断するため、8月5日に非公開で行われた県の専門家会議。増え続ける感染者数に委員は危機感を強めていた。検討材料が少なく、市中感染とは断定しなかったものの、「市中感染が起こっていてもおかしくないというぐらいの意識を持ち、対策レベルを上げるよう発信した方がいい」との意見でまとまった。

 直後に臨時会見を開いた飯泉嘉門知事は専門家の注意喚起を紹介しつつ、「市中感染ではない」と繰り返した。クラスターが続発し、感染者数が積み上がっても市中感染は否定した。

 市中感染は院内感染の対義語で明確な定義はない。病院外で感染すれば全て市中感染ともいえるが、県民に与えるインパクトは大きい。専門家がこの言葉を用いて危機意識を高めようとしたのに対し、知事の発信は抑え気味だった。

 「知事の言葉からは危機感が伝わらない」「県民に自分ごととして考えてもらうよう、もっと注意喚起するべきではなかったか」。新型コロナに関わる医療関係者らはもどかしさを口にした。

 7月下旬の4連休やお盆前の記者会見で県民へのメッセージを求められた際も、知事は「訪問先の都道府県の知事の発信に注意してほしい」などと慎重な発言に終始した。5月の大型連休前に「県外客はお断りいただく」との強烈なメッセージを発したのとは対照的だった。


[ 匿名さん ]
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