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2018年後半、世間で話題のスポットとなった南青山(東京都港区)。
児童相談所の建設をめぐって地元住民の一部が反対の意思を表明したことがメディアで報じられて、注目されることとなった。
その後、地元住民らの発言が盛んに報じられるようになり、その内容に関して各所で様々な意見が飛び交った。
例えば、スーパーマーケットで売られている食品は、高価なものばかりであるという。
また、ランチの単価は1600円くらいであるとの発言もあった。
このような地域は、生活困窮者には厳しいのではないかというのだ。
さらには、治安の悪化を指摘し、問題を抱えている子供たちは高級ブティックで万引きするに違いないと発言する住民もいた。
一連の報道を見て、「この地域で生活していたら、食費は膨大なものになるに違いない」という印象を受けた人も多いかもしれない。
だが、近辺には多くのオフィスやショップがある。
それらに勤務する人々、すなわち、地元の「セレブ住民」とされる人々以外の食生活は、一体どのようになっているのだろうか。
当サイトでは、南青山に勤務経験のある人物に話を聞いた。
情報提供者が勤務していたのは、かつて南青山6丁目にあった、フランスのブランド「KENZO」の青山店だ。
同店に勤務するようになって以来、「青山はなんでも高いから、食費もかかって大変でしょう?」と、友人から聞かれることが何度もあったという。
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