本家が語る「爆サイのスレッド・レスを削除する方法|誹謗中傷投稿の消し方」を直伝!


公開日:2025年04月25日
この記事でわかること
爆サイとは・・・
「爆サイ.com(以下、爆サイ)」は2000年に提供開始した、月間12億PV以上を誇る日本最大の掲示板サービスです。
爆サイは、匿名性が高く、誰でも自由に投稿できる形式が採られているため、多様な意見や情報が集まります。1日に約70万回を超える投稿があり、2000年の開始から現在に至るまで約12億回以上投稿され、匿名掲示板特有かつ独自の表現豊かな言葉で様々な情報交換が行われております。
爆サイの運営者は爆サイ上では公表しておりませんが、権利侵害があると判断される投稿に対して、発信者情報開示請求や投稿記事削除請求には対応しているため、仮処分や損害賠償請求等の裁判を行う必要性がないので、運営者が特定できないとしても、問題は起きておりません。
一部のリーガルマインドを持たない弁護士や法律事務所が、依頼者の意思や目的とは関係なく、興味本位で運営者を特定しようとインターネット上に不確実な情報を公表したり、事件として裁判を行ったりと奔走しておりますが、過度の詮索は健全な運営を妨害する行為にあたります。
爆サイの影響力
「爆サイ」は、その規模と匿名性により、日本のインターネット文化に一定の影響力を持っています。以下はそのいくつかの側面です。

- 情報の速報性: 爆サイでは新しい情報が非常に速く広まるため、事件や事故、流行などについて早く知ることが可能です。
- 意見多様性: 多くの人が参加するため、多種多様な意見や視点が共有されます。これにより、一般的なメディアでは取り上げられないような話題も広まることがあります。
- スラングや文化の形成: 独自のスラングやジャーゴン(又はジャルゴン)が生まれることが多く、これが時には一般にも広まり一般用語化します。
- 社会問題の議論: 匿名性により、社会的なタブーに触れるような話題でも議論が活発に行われます。ただし、この点は時としてデメリットともなり得ます。
- ネットムーブメント: 時折、爆サイ上で起きた出来事や議論が、実社会での運動や活動につながることもあります。
- デマの拡散: 負の影響力も確かに存在します。誤情報やデマが広まりやすい環境でもあります。
- 地域や業界への影響: 特定の地域や業界に特化した「板」が存在するため、そこで話されることがその地域や業界に影響を及ぼすこともあります。

「爆サイ」はその規模と特性により、日本のインターネット、オンライン文化だけでなく、時には実社会にも多大な影響を与えることがあります。この影響力は、良い面もあれば悪い面もあるため、ユーザーはその点を十分に理解し、適切に扱う必要があります。
爆サイでの被害の具体例
爆サイや他の匿名掲示板には多くの便益がありますが、その匿名性が生む悪影響も無視できません。以下は、爆サイによる被害の一例です。
- プライバシーの侵害: 個人情報が晒されることで、ストーキングやいじめが起きる可能性があります。
- 名誉棄損: 誤った情報や噂が拡散されることで、個人や企業の名誉が傷つけられる場合があります。
- 偽情報の拡散: 事実と異なる情報が広まることで、社会的な混乱やパニックを引き起こす可能性があります。
- 心理的ストレス: 誹謗中傷や過度な批判によって、被害者は精神的なストレスや不安を感じる場合があります。
- 犯罪への誘導: 悪質なユーザーが不正な行為や犯罪に関する情報を掲載、共有する可能性もあります。
- コミュニティの破壊: 匿名性が高いため、コミュニティ内での対立や分裂が起きやすく、その結果として有益な議論が行いにくくなる場合もあります。

これらの被害は、爆サイだけでなく他の匿名掲示板やソーシャルメディアにも一般的ですが、特に爆サイのように日本最大で匿名性が高いコミュニティでは特に注意が必要です。
運営側としても、この点に関しては大変憂慮しており、時には大規模な対策を講じることもあります。
その一例として、昨今日本国内で大変問題になっております「闇バイトの撲滅キャンペーン」が挙げられます。
爆サイのコンテンツの一つに求人情報を展開するカテゴリがあります。求人のカテゴリは大きくは一般求人と、ナイト系求人に分けられており爆サイユーザーに有益な求人情報を提供しております。
多くのユーザーが目にすることもあり、求人内容には闇バイトのような犯罪を教唆する情報も多く存在しました。そのことにより、日本政府より名指しで、タイミー、メルカリと同じく闇バイト情報の巣窟と指摘されました。
コンテンツの充実や、企業の利益よりも社会問題に一石を投じ、世の中が今以上に良くなればという運営側の想いから、一般求人枠を全面的に廃止し、闇バイト撲滅の啓蒙サイトへと変更しました。この一連のキャンペーン活動は、一定以上の効果と社会的インパクトをあたえました。
爆サイの投稿を削除するには?削除依頼の手順と条件
投稿削除に必要な条件
爆サイでは、削除依頼はメール・電話・郵便などでは受け付けておらず、サイト内からの対応のみとなっています。削除依頼を行うためには、爆サイのアカウント作成とログインが必要です。
削除手順の流れ
各スレッドの下部にある[削除依頼]ボタンを押すと、会員登録とログインの案内が表示されます。アカウント作成後にログイン状態で削除したい投稿の削除依頼フォームより申請を行ってください。
会員登録のメリット
会員登録を行うことで、会員限定機能をご利用いただけます。
- 自身で投稿したレスも投稿後24時間以内であれば削除することができる
- 認証不要で投稿後即表示
- 連続したスレッド作成・レス投稿の制限なし
- メールアドレス確認不要
- スタンプ機能が使えるようになり、爆サイをより楽しんで利用できる
- 全カテゴリでスレッド作成が可能
- スレッド・レスに👍 or 👎を付ける事が出来ます!
- 海外IPから海外掲示板にレス投稿が可能
ログインしてより快適に爆サイを利用しましょう。
爆サイの削除依頼の手順と注意点|スレッドごと削除する方法も解説
削除依頼フォームで入力する内容
対象となるスレッドから削除依頼フォームにお進みいただき下記の情報をご入力ください。
※「スレッドNo.」と「スレッドタイトル」は自動で入力されます。
- レス番号(削除したい投稿の番号)
- 通報区分
- お名前(任意)
- メールアドレス
- 削除依頼理由(750字以内)
最後に「内容を確認し同意する」にチェックを入れて送信を完了してください。
※マナー違反の削除依頼は受付けられませんのでご注意ください。


削除依頼理由の書き方と注意点
削除依頼理由は公開されませんが、次のようなポイントを意識して丁寧に記載しましょう。
- なぜその投稿が問題なのか(事実関係)
- 誰のどのような権利が侵害されているか(名誉毀損、プライバシー侵害など)
- 状況の経緯(投稿によりどのような被害が出ているか)
現段階では、削除依頼は公開することはありませんが、マナー違反者やなりすましでの削除依頼も大変多く、今後場合によっては削除依頼を公開する予定も検討しております。
スレッドごと削除したい場合
スレッドをまるごと削除したい場合は、レス番号に「0」と入力します。 ただし、以下の条件を満たす必要があります。
- スレッドタイトル自体に個人情報や誹謗中傷が明らかに含まれている
- スレッド内の全体的な内容が法的に問題があると判断される


補足:複数レスを削除したい場合
削除依頼フォームでは一度に入力できるレス番号は1つのみです。 複数の削除を希望する場合は、それぞれに分けて削除依頼を行ってください。
爆サイで削除依頼をする際の注意点
「早く消せ」「なんで消さないんだ、おかしい」などといった、威圧的・乱暴な言葉遣いで削除依頼を送信してはいけません。削除依頼フォームには必要事項を丁寧な読みやすい文章で構成しましょう。
なかには今後同じような書き込みをされた場合には、削除依頼をしなくてもあらかじめ削除対応してほしいと削除人に頼む人もいます。しかし、爆サイでは削除依頼のフォームの手続きを経なければ削除可否が判断されません。
また、メールでの削除依頼は一切受け付けておりません。何通も同内容のメールを送信されますと、ブラックリスト登録となり今後爆サイへのメールは一切届かなくなりますのでご注意ください。
プロバイダ責任制限法が改正され「情報流通プラットフォーム対処法」となり、対応やシステム改修によるプラットフォーマーの負担は非常に大きくなっております。
爆サイの規約や、手続きルールに則って削除依頼を行いましょう。
爆サイで削除されやすい投稿とは?
利用規約・ローカルルールに違反する投稿
爆サイで削除されるかどうかは、「利用規約の禁止事項」や「スレッドごとのローカルルール」に違反しているかどうかが大きな判断基準になります。 削除依頼を出す前に、まずは爆サイの利用規約を確認しておきましょう。
削除依頼を出す前に、まずは爆サイの利用規約を確認しておきましょう。
削除対象となる代表的な投稿例
- 他人の権利(名誉権や肖像権など)を侵害する投稿
- 住所・電話番号・実名など個人が特定できる情報
- 管理者が不適切と判断した投稿(荒らし・スパム・誹謗中傷 など)
特に、名誉毀損や個人情報の暴露に関する書き込みは、削除される確率が非常に高いです。 また、スレッドによっては「ローカルルール」が設定されており、それに違反している場合も削除対象となります。
どんな投稿は削除されにくい?
以下のようなケースでは、削除依頼を出しても削除されない可能性があります。
- 利用規約やローカルルールに違反していない投稿
- 削除依頼の手続きが不完全・不適切だった場合
内容自体は削除されそうな投稿であっても、削除依頼に不備がある場合は削除されないままになってしまいます。
警察や業者による削除対応について
警察は原則、爆サイの削除対応をしない
爆サイの書き込みが不快・不適切であっても、警察に相談して削除してもらうことはできません。
なぜなら、掲示板の投稿削除は民事的な問題とされ、警察の権限外と考えられているからです。
ただし、投稿内容が明らかに刑事事件に該当する場合は話が別です。
警察に相談できるケース(刑事事件の可能性あり)
- 実名を挙げて「前科がある」「万引き常習犯」などと書かれている
- 「殺す」「家に火をつける」などの脅迫的な書き込み
- ストーカー・リベンジポルノなどの犯罪予告や性的脅迫
このような場合は、投稿の画面を保存または印刷し、警察署へは予め連絡のうえ、相談に行くことをおすすめします。
一方、名誉毀損や侮辱など刑事事件にならないレベルの投稿については、警察は基本的に関与しません。 これは「民事不介入」の原則に基づき、本人と投稿者・運営者の間で解決するべき問題とされるためです。
無資格の削除代行業者には絶対に依頼しない
最近では「投稿削除代行」をうたう業者も多く見られますが、そのほとんどは弁護士資格のない違法業者であり、トラブルの元になります。
爆サイが削除依頼を受け付けるのは「当事者」もしくは「弁護士」と明確に明記しています。
つまり、報酬を受け取って削除を代行する無資格業者に依頼することは、弁護士法第72条に違反する「非弁行為」とみなされる可能性があります。
代行業者に依頼するリスク
- 投稿が削除されない
- お金だけ取られて泣き寝入り
- 削除依頼の中身が不適切で、逆に運営にブロックされる
- 法的トラブルに発展する可能性
不安な場合は、弁護士に相談
「自分でうまく削除依頼ができるか不安」「大量に書き込まれていて対応しきれない」 そんなときは、実績のある弁護士に依頼するのが安全で確実です。
弁護士であれば、掲示板運営のルールや法的観点を踏まえた適切な削除依頼の作成や手続きを代行してくれるため、トラブルを避けながらスムーズに対応を進めることができます。
爆サイの削除依頼は弁護士に任せるのも一つの方法
弁護士ならば爆サイ投稿の削除依頼をスピーディに行える
爆サイの削除依頼を弁護士に任せると、権利侵害となっている書き込みに迅速に対応できる可能性があります。
削除依頼には説得力のある理由や正確な手続きが求められますが、弁護士は利用規約やローカルルールを踏まえた適切な主張が可能です。
こんな場合は弁護士依頼がお勧め
- インターネットに不慣れで、何をどう申請すればよいか分からない
- 削除依頼文の作成が難しく、文章構成が苦手
- 多忙で削除依頼の手続きを進める時間がない
また、誹謗中傷の投稿を放置しておくと、爆サイの影響力から情報が広まりやすく、多くの人の目に触れる可能性があります。 早めに削除依頼を行うか、弁護士に相談することが重要です。
弁護士に依頼すれば爆サイの投稿は確実に削除される?
必ず削除されるとは限りません。
弁護士が削除依頼を行っても、投稿内容が法的な権利侵害にあたらない場合は、削除されないこともあります。
ただし、自分で行う場合よりも弁護士に依頼するメリットは多く、成功の可能性は高まります。 弁護士は、以下のような複数の手段を適切に使い分けることができます。
1. 通常の削除依頼フォームでの申請
→ 法的根拠を明確に示した説得力ある依頼が可能。
2. 削除されなかった場合の対応
→ 次のステップとして、「情報流通プラットフォーム対処法 」に基づく送信防止措置依頼を検討。
送信防止措置依頼とは?
サイト運営者が誹謗中傷などに対応するための法的な仕組み。
爆サイには「弁護士・法務関連の申告窓口」という弁護士専用の申請フォームが用意されており、ここから送信防止措置依頼が可能です。
自分で行うのは難しい?
送信防止措置の申請書は一般公開されていますが、法的な判断や文書作成の難易度が高いため、個人での対応はハードルが高いです。
また、弁護士・法務関連の申告窓口は当事者、または弁護士以外は利用できません。
弁護士に削除を依頼することで、削除成功の可能性は上がりますが、「必ず削除される」とは言えません。
しかし、法律に基づいた正規の手段で複数のアプローチができるため、確実かつスムーズに対応したい方にはおすすめです。
項目 | 自分で対応 | 弁護士に依頼 |
---|---|---|
成功率 | △ | ◎(内容次第) |
手続きの簡単さ | △ | ◎ |
費用 | ◎(無料) | △(弁護士費用) |
トラブル回避 | △ | ◎(弁護士次第) |
削除依頼が通らないときの最終手段:裁判所への仮処分申立て
爆サイの通常の削除手続きで対応できない場合は、裁判所に「仮処分」を申し立てて投稿の削除を求める方法もあります。 仮処分とは、裁判よりもスピーディに仮の措置をとる手続きで、申立てが認められれば投稿は一時的に削除され、実質的な目的は達成されます。
ただし、裁判所を通す手続きとなるため、専門的な知識や準備が必要です。費用や日数もかかるため、不安な方は弁護士に依頼するのが安心です。
通常の削除依頼や送信防止措置で対応が難しいときの“最終手段”として、仮処分の検討をおすすめします。
依頼する弁護士も見極めが必要!(リーガルマインドを持たない弁護士に依頼すると最悪のケースも)
爆サイの「削除依頼について」や、削除依頼フォームの注意書きには、爆サイが削除依頼を受け付けるのは「当事者」もしくは「弁護士」と明記しています。しかし、どの弁護士でもよいわけではありません。弁護士に依頼したばっかりに、削除されるものも削除されなくなり、依頼費用がかかるどころか、より多くのユーザーに晒されてしまうケースも存在します。
弁護士が弁護士以外の第三者と提携して自己の名義を利用させて業務を行わせる非弁提携の場合もあります。このことは弁護士法第27条 の違反にあたります。
弁護士に依頼したつもりが、弁護士以外の第三者が削除依頼をし、削除に至らなかったり、トラブルに巻き込まれる可能性があります。リーガルマインドとは「利益を調整し依頼者を有利に導くバランス感覚」とも言われます。
弁護士であれば誰でもよいというわけではなく、依頼者は「この弁護士はリーガルマインドを持つ弁護士か?」と依頼内容を相談しながら見極めることも必要となります。
たとえば、こんな弁護士は要注意!
- 事例1:ホームページにやけにごもっともらしく、爆サイやその運営会社のことなど自身の成果のごとく詳しく説明している弁護士
- 事例2:爆サイやネットトラブルを漫画やイラストにして、「お任せ頂ければ安心ですよ」「最短一日で処理しますよ」と言わんばかりにインターネットトラブルを簡単に解決できると誇張する弁護士
インターネットトラブルに詳しい弁護士に相談しよう
爆サイの誹謗中傷で悩んでいたり、投稿内容の削除を希望する場合は、爆サイの相談対応や削除実績がある弁護士に内容を確認してもらうことをお勧めします。
インターネットトラブルに詳しくない弁護士に依頼してしまうと、適切なアプローチができず削除が難航し、別なトラブルに発展する可能性があります。
インターネットトラブルに詳しい、爆サイがお勧めする優良弁護士に依頼しましょう。
爆サイがお勧めする弁護士
あとがき
掲示板という仕組みは、本来、誰もが自由に意見を発信できる貴重な場です。
爆サイもまた、地域の情報交換や趣味の共有など、多くの人にとって役立つ場として利用されています。
多種多様な人が共に暮らす社会では、さまざまな視点からの意見が飛び交い、ときに対立が生まれることもあります。
しかし、こうした現代社会においては、互いの違いを認め、寛容な姿勢で冷静に対処することが求められています。
ポジティブとネガティブが共存する社会こそが、健全な社会の姿といえるでしょう。
本記事では、爆サイに投稿された内容でお困りの方に向けて、削除依頼の方法を中心に、現実的な対処法をまとめました。
インターネットが、誰にとっても安心して使える場所であり続けることを願っています。