🎭 宝塚歌劇団

1938年のヨーロッパ公演以来、これまで計24回、16カ国で公演してきたタカラヅカが台湾に行ったことがなかったこと自体が意外だが、すでにチケットは売り切れているという。
日本人ファンによる追っかけだけで完売するはずもなく、背景に台湾人の間での親日感情の広がりがあるのは間違いない。

宝塚歌劇団、台湾で初公演＝「熱烈歓迎」で初日[04/06]

写真: 宝塚歌劇団初の台湾公演の開幕直前、リハーサルに臨む星組トップスター柚希礼音さん（写真中央）ら＝６日、台北国家戯劇院

　【台北時事】来年１００周年を迎える宝塚歌劇団の初の台湾公演が６日、台北市の台北国家戯劇院で開幕した。１４日までの
９日間に計１２回の上演が予定されておりチケットは完売。「熱烈歓迎」の中で初日を迎えた。
　星組を中心に４０人が出演。トップスターの柚希礼音さんや娘役トップの夢咲ねねさん、男役の紅ゆずるさんのほか、元プロ野球
選手の大豊泰昭さんの長女、ひろ香祐さんも父の故郷に錦を飾る。
　演目は、日本物ショー「宝塚ジャポニズム」やレビュー「エトワール・ド・タカラヅカ」のほか、オリジナルミュージカル「怪盗楚留香
（そりゅうこう）外伝−花盗人（はなぬすびと）」。台湾版ルパンと言われる楚留香が主人公の小説を基に書き下ろした。
　公演は日台文化交流の一環としてだけでなく、台湾から東日本大震災の被災地に寄せられた多大な支援への感謝の思いも
込められている。柚希さんは公演前に「（震災支援で）台湾の人々の日本への愛を感じた。舞台を通じてお返ししたい」などと
話した。台湾の馬英九総統も観劇する方向で、日程を調整している。


jiji.com: 2013/04/06-21:16