🤸🏻 体操・新体操

体操日本代表は練習取りやめ、内村航平は再検査
[2020年10月30日15時1分]

内村航平（2020年9月21日）
内村航平（2020年9月21日）

体操男子でオリンピック（五輪）個人総合2連覇の内村航平（31＝リンガーハット）が新型コロナウイルスに陽性反応を示してから一夜明けた30日、内村とともに国際大会「Friendship　and　Solidarity　competition」（11月8日、国立代々木競技場）に出場予定だった他7人の選手は練習を取りやめ、各自が都内のナショナルトレーニングセンターの宿泊施設にとどまった。

内村は28日に受けたPCR検査の結果が出た29日夕方に陽性と診断された。

緊急でリモート会見を開いた国際体操連盟（FIG）の渡辺守成会長は、内村は経過観察に入り、4日に再検査すると説明。大会への出場は未定としていたが、その予定を変更し、この日午前中に再び検査を受けて30日中には結果が出る。診断を受け、今後の行動が決まる。

練習を一緒に行っていた選手、スタッフには他に陽性反応を示した者はいなかったが、この日再検査をして明日以降の結果を待つことになった。

大会には日本、米国、ロシア、中国の4カ国が参加。2チームに分かれ、10種目の総合得点で争う。日本からは男女8人が参加。選手は20日以降に都内のナショナルトレーニングセンターで隔離生活に入っていた。

内村、再検査で陰性　他の選手も感染なし—体操
10/31(土) 20:12配信

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時事通信
　国際体操連盟（FIG）は31日、新型コロナウイルスに感染したと29日に発表した五輪金メダリストの内村航平（31）＝リンガーハット＝が再検査の結果、陰性と判定されたと発表した。本人に発熱などの症状がなく、30日に3カ所で実施したPCR検査で陰性だったことから、FIG主催の国際体操競技会（11月8日、東京・国立代々木競技場）に携わる医師団は最初の陽性判定が誤りだったと結論付け、保健所に対する届け出も撤回した。FIGは「偽陽性だった」としている。

　内村と東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を行っていた他の日本選手も、30日に受けたPCR検査で全員陰性だった。内村は大会出場に向けて、再度調整する。

　FIGは国際競技会に出場を予定しているロシア、中国、米国の各選手もこれまで2度のPCR検査を受けて、全員陰性と発表した。入国後は日本選手同様、大会まで毎日の検査を義務付ける。