🐟 北海道釣り･漁･漁協雑談

秋到来告げるサケ遡上　今季初、札幌・豊平川で捕獲

09/12 06:00

豊平川で今季初めて捕獲された雌のシロザケ

　札幌市内を流れる豊平川で１１日、真駒内公園（南区）の豊平川さけ科学館の職員が遡上（そじょう）中のサケを今季初めて捕獲、同館での展示を始めた。初捕獲日は平年より３日早く、昨年より６日遅い。

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豊平川って言ったら雷魚だろ!!

豊平川の遡上サケ捕獲第１号
09月09日　20時47分


札幌市のさけ科学館が、９日、豊平川に海から上がってきたサケを今シーズンはじめて捕獲し遡上第１号になりました。
捕獲されたのは豊平川では標準的なサイズの体長６５．５センチの３歳のオスのさけです。
豊平川の支流の真駒内川で、さけの研究や展示をしているさけ科学館の職員が捕まえました。
遡上第１号のさけの捕獲は去年より２日早くなりました。
捕獲したさけ科学館の山真雅之さんは「いよいよシーズンが本番だなと思います。もうしばらくすると産卵が活発になります」と話していました。
豊平川では各地でサケが産卵していて最近の調査でそうした自然産卵で生まれた野生のサケが、遡上してくるサケの７割にのぼることがわかっています。
捕獲された第１号のさけは札幌市南区の豊平川さけ科学館で見ることができます。

札幌・豊平川でアイヌ伝統儀式「アシリチェプノミ」
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　生まれた川に帰ってきたサケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」が11日、札幌で行われました。

　アイヌ伝統の儀式は豊平川の河川敷で行われ、およそ200人が参加しました。
　その年の最初に捕れたサケを神々にささげるのがこのアシリチェプノミで、アイヌ文化を継承しようと1982年に復活し今年で35回目です。サケが供えられた祭壇の前では伝統の衣装を着た長老らが炉を囲み、アイヌ語で自然の恵みを感謝する祈りを捧げました。
　主催した札幌アイヌ文化協会などは、都心に近い場所で儀式を行うことで、少しでも多くの人に自然と人間の共生を感じてもらいたいと話していました。

“サケの産卵に配慮”河川工事
09月15日　19時09分



札幌市内を流れる豊平川の護岸工事の現場で、サケの産卵に配慮した工事が採用され、野生のサケへの効果が注目されています。
サケに配慮した工事が行われているのは、豊平川の中流にかかるミュンヘン大橋の下流側です。
付近では、護岸の補強工事が７月から来年３月までの日程で予定されています。
サケの産卵時期と重なることから、川を管理する国土交通省の札幌河川事務所は、サケなどの専門家にアドバイスを求め、工事の進め方を検討してきました。
その結果、付近の浅瀬は工事で掘り起こしたり埋めたりするため、サケが卵を産んでも無駄になってしまう可能性があることから先週、樹脂製のネットを敷きました。
サケは卵を産むために尾びれを使って底の石を跳ね上げるため、ネットを敷いて防ぎ、別の場所で産卵させるのがねらいです。
さらに上流側の隣接した場所で砂利がしまって固くなった川底を機械を使ってやわらかくほぐし、産卵しやすい環境を作る工事も試験的に行いました。
工事の結果、川底で足を動かすと石の間に潜り込むほどのやわらかな川底が、幅７メートル長さ１６メートルにわたってできました。
工事を行った国土交通省の札幌河川事務所の阿部修也所長は「こういった試行錯誤を重ねて、良い効果が出れば全体に広げていきたい」と話していました。

産卵床の工事、毎年やれば数年後、鮭の大量遡上が見られるけど。
今後の調査も途中で投げだすのかな？

子どもたちがサケの稚魚の放流を体験しました。
サケの稚魚の放流体験は豊平川さけ科学館が1988年から行っていて今年で31年目です。稚魚の大きさはおよそ5センチ、重さは1グラムほど。去年の秋に科学館で卵を採りふ化させたもので、今年はあわせて8万匹を川に放ちます。体験した子どもたちは稚魚が海で大きく育ち、3年から4年後に再び豊平川に帰ってくる日を楽しみにしていました。サケの稚魚の放流は札幌市豊平川さけ科学館で6日まで体験できます。

HBC昼ニュースで放送