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洲本温泉事業協同組合と南淡路温泉事業協同組合は、2021年４月２日～７日の期間において、20～50代の関東在住の男女250名と関西在住の男女250名の計500名を対象に、「旅行」に関するアンケート調査を実施。

このたび、その結果を発表しました。

コロナ禍によって、淡路島の観光産業は、2019年と比べ大幅に落ち込みました。

観光入込客数（※淡路島観光協会調べ）で見ると、2020年５月は、前年同月比95％減の31,440人でした。

現在も、2019年と比べると良い状態とは言えないのが現状です。

瀬戸内海東部に位置する淡路島。

関東在住者と関西在住者に、淡路島への旅行経験の有無を質問してみた結果、全体で経験があったのは「何度もある（14.8％）」「ある（28.8％）」を合わせて、約４割。

また、関東在住者では２割程度だったのに対し、関西在住者は６割以上でした。

関西在住者にとって近場であることから、食と歴史と自然などの魅力がある淡路島に、比較的多くの人が旅行に行っていることが分かりました。

淡路島旅行の感想を聞いたところ、グルメから景色など幅広く楽しんでいる意見が目立ちました。

「明石海峡大橋の夜景が美しかったです。子どもも楽しめる施設がいっぱいあり、大人も充分満足できる。たまねぎスープがお土産に喜ばれました」（兵庫県・33歳女性）「淡路島の明石海峡大橋の景色を見ながら食べた、淡路島玉ねぎと牛肉のハンバーガーが美味しかった」（和歌山県・25歳男性）「小さな民宿で、初めて食べた鱧しゃぶがたまらなくおいしかった」（大阪府・48歳男性）「花と海と洲本温泉」（兵庫県・37歳女性）「見晴らしの良い景色が印象に残っている」（東京都・29歳男性）「玉ねぎが印象的、釣りができた」（千葉県・55歳女性）関西出身者にとって旅行先として比較的馴染みのある淡路島が、何県にあるのか質問してみました。

関西在住者の９割以上は「兵庫県」と回答しましたが、関東在住者で正しく回答できた人は73.2％でした。

４人に１人以上は兵庫県以外と回答。

「大阪（6.4％）」「和歌山（4.0％）」「徳島（4.8％）」といった回答が一定数ありました。

瀬戸内海最大の島であり、国生みの島・淡路と言われていますが、位置関係はあやふやな人がいるようです。

関東・関西在住者全員に、淡路島のグルメ・観光地・体験したいものを質問しました。

ランキングの１位、２位には「淡路牛」と「フルーツ玉ねぎ」と、“食”がランクイン。

３位には、「南あわじ温泉郷」が入りました。

１位：淡路牛神戸ビーフや松坂牛のルーツ。

とろける霜降りが有名。

２位：フルーツ玉ねぎフルーツのように甘くてジューシーな淡路島産玉ねぎ。

３位：南あわじ温泉郷天然の美容液。

トロトロの泉質を持つ温泉。

４位：うずしおクルーズ世界最大を誇る「鳴門海峡の渦潮」を目の前で体験できるツアー。

５位：べっぴん鱧（はも）京都の料亭にも出される高級食材の鱧（はも）。

昨年実施されていたGoToトラベルキャンペーンについて調査しました。

利用した人の割合は「何度も利用した（10.8％）」「利用した（26.6％）」を合わせて、４割弱。

関東と関西で利用した人の割合の差は5.2％と、若干の地域差がありました。

また、20代から50代の年代別で見てみると、最も利用率が高かったのは20代（45.6％）、最も利用率が低かったのは、40代（29.6％）。

50代は35.2％だったため、年代が上がるごとに利用率が高くなるというわけではありませんでした。

GoToトラベルキャンペーンを利用した人を対象に、何回利用したのかを質問したところ、平均「２回」でした。

「１回」と回答した人が最も多かったものの、「25回」利用したという強者も。

また、GoToトラベル期間中の１回分の旅行費（※宿泊費・交通費・食事代等を含める）を質問したところ、平均額は「39,000円」でした。

GoToトラベルが再開したら、利用する意向があるのか調べました。

その結果、「利用したい（30.6％）」「どちらかというと利用したい（28.8％）」を合わせて６割ほどでした。

また、関東在住者は62.8％、関西在住者は56.0％が利用したいと考えており、GoToトラベルの実際の利用率同様、関東在住の方が、利用したい人の割合についても高いことが明らかになりました。

今後旅行する際に重視する点について、質問しました。

最も回答数が多かったのは、「食事がおいしい（65.0％）」、続いて「リラックス・癒し（62.0％）」「温泉がある（51.6％）」でした。

また、比較的新たな需要と考えられる「密になりにくい（39.2％）」「感染対策ができている（38.2％）」と回答した人も４割近くいました。

グルメ・温泉・自然に加え、感染対策といった要素が旅先に求められていると言えます。

今後旅行する際の予算についても質問したところ、結果は平均「39,000円」で、昨年GoToトラベルを利用した際に使った金額と同様でした。

最後に、関西在住、関東在住を問わず、「関西地区で旅行したい場所」について質問しました。

温泉やグルメ、景色を重視した理由が多く見受けられました。

１位：有馬温泉「昔行ったことがあり、その時のいい思い出がある」（茨城県・58歳男性）「温泉が好きだから」（東京都・42歳女性）「疲れを取りたい」（兵庫県・32歳男性）２位：嵐山「京都にいたことがあるので、懐かしいから」（兵庫県・59歳女性）「風情があるから」（千葉県・39歳女性）「景色がよいから」（東京都・29歳男性）３位：淡路島「海の幸が美味しいから」（兵庫県・44歳男性）「自然が豊かそうだから」（東京都・24歳男性）「淡路島は最近新しい施設ができているイメージ」（奈良県・33歳女性）４位：白浜「白浜には何度か行っており、ゆっくりできるから」（大阪府・45女性）「行ったことがないが、良さそうな雰囲気だから」（神奈川県・22男性）「アドベンチャーワールドに行きたい」（京都府・36歳女性）５位：宮津・天橋立「まだ行ったことがないので、一度行ってみたい」（兵庫県・49歳女性）「密になりにくく、ゆっくりと過ごせそうだから」（奈良県・38歳女性）「日本三景の一つだから」（千葉県・45歳男性）グルメ、景色、温泉と至れり尽くせりな「淡路島」。

コロナが収束した暁には、旅先の候補の1つとして、検討してみてはいかが!?