🌊 北海道災害

05月18日　18時53分
工場で火災 従業員全身やけど

１８日午後、釧路市にある工場の建物で爆発があり、従業員の男性１人が、全身にやけどをして手当てを受けています。
この工場では、３年前にも、従業員２人が死亡する爆発事故が起きていて、警察や消防が、詳しい状況を調べています。
１８日午後３時半すぎ、釧路市新野の工業団地で、医薬品などの原料を製造販売している「バイオマテックジャパン」の工場で爆発があったと消防に通報がありました。
火はおよそ２時間後に消し止められましたが、この爆発で、４０代の工場長の男性が、全身にやけどをして、病院で手当てを受けています。
工場長は、警察の調べに対して、「工場の換気扇のスイッチを入れたところ、突然、爆発が起きた」と話しているということです。
当時、建物の中には、会社のＰＲビデオの撮影クルーなどあわせて１２人がいたということで、警察や消防が爆発の詳しい状況や原因を調べています。
「バイオマテックジャパン」は、魚の軟骨から医薬品や化粧品の原料を製造販売しているベンチャー企業で、会社の工場では、３年前にも、従業員の男女２人が死亡する爆発事故が起きています。

(ﾉﾟοﾟ)ﾉ　ｵｵｫｫｫ-

05月19日　07時51分

爆発“作業でアセトンを違法に使用”

１８日釧路市にある会社の工場で爆発がおき、男性１人が全身にやけどを負う大けがをした事故で、社長が警察の調べに対し、「作業で有機溶剤のアセトンを使っていた」と話していることが捜査関係者への取材でわかりました。
警察はこの有機溶剤が爆発に関連した可能性があるとみて１９日午前１０時から現場検証をして詳しく調べることにしています。


１８日午後、釧路市新野にある化粧品などの原料メーカー「バイオマテックジャパン」の工場で爆発がおき、４１歳の工場長の男性が全身にやけどを負う大けがをしました。
この事故で、会社の社長が警察の調べに対し、「作業でアセトンを使っていた」と話していることが捜査関係者への取材でわかりました。
アセトンは消防法で危険物に定められている有機溶剤の一種で、気化しやすく、空気と混ざった状態で引火すると爆発するおそれがあります。
やけどを負った工場長は警察の調べに対し「換気扇のスイッチを入れたところ突然、爆発が起きた」と話したということで、警察は、アセトンが爆発に関連した可能性があるとみて１９日午前１０時から現場検証をして爆発の原因やアセトンの保管状況などを詳しく調べることにしています。
この会社では３年前にも従業員の男女２人が死亡する爆発事故があり、社長と法人としての会社が、アセトンを違法に取り扱っていたとして、消防法違反などの罪で罰金の略式命令を受けています。

06月17日　18時51分



工場爆発「危険物無許可使用」



先月、釧路市の会社の工場で爆発が起き１人が重体になっている事故で、当時、危険物のアセトンが許可なく使われていたことについて、警察の調べに対し会社の社長が「商品の品質を保つため無許可で使っていた」と話していることが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は業務上過失傷害などの疑いで捜査を進めています。
先月１８日、釧路市にある化粧品などの原料メーカー「バイオマテックジャパン」の工場で気化したアセトンが原因とみられる爆発が起き、工場長の男性が全身にやけどを負って意識不明の重体になっています。
この会社では、３年前にも商品の製造に使っていたアセトンが原因とみられる爆発事故が起きていて、その後、操業を再開する前に行われた消防の査察に対して、会社の社長は「これからはアセトンを使わない方法で製品をつくる」と説明し、使用許可も得ていませんでした。
捜査関係者によりますと、社長は警察の調べに対し、今回、工場でアセトンが使われていたいきさつについて、「別の製法では十分な品質が保てなかったので、許可を得ずにアセトンを使用していた」と話しているということです。
警察は業務上過失傷害などの疑いで捜査を進めています。

バイオマテックジャパンは、かつては、産業廃棄物を有効活用し化粧品などの原料を製造するベンチャー企業として期待を集めていました。
原料はゴミとして捨てられていたさけの頭で、有機溶剤のアセトンを使って軟骨の脂肪分などを取り除き、糖とタンパク質の複合体「プロテオグリカン」を抽出していました。
「プロテオグリカン」は、保湿性に優れ、細胞を活性化する機能があるとされ、化粧品や健康食品などの原料として使われています。
新たな技術が注目を集め、この会社の社長は４年前、「プロテオグリカン」を低コストで量産することに成功したとして、日本の産業や文化を技術面から支えている人たちに贈られる「ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞を受賞していました。
「バイオマテックジャパン」の操業再開にあたり、釧路市消防本部は、去年７月、建物の使用を認めるかどうかを判断するための査察を行い、危険物の使用予定などについて確認していました。
釧路市消防本部は「アセトンを使用しないことを何度も社長に確認し、立ち入り検査でも見つからなかったので許可を出した。消防法で定める『危険物を扱わない工場」という認識だったので、操業の再開後は立ち入り検査などは行っていなかった」と説明しました。
そのうえで、「検査を行わなければならない建物が多く、人手も限られているので、会社からの届け出がなければ繰り返し査察を行う余裕はない」としています。

安全工学が専門の横浜国立大学の三宅淳巳教授は、「爆発や火災などが発生するとその会社だけではなく、周辺の地域にも大きな影響が出るので、きちんと法律を守るというのは必要最低限のラインだ。
以前事故を起こしていながら、操業再開後に取り扱う物質を変え、使わないといっていたものを使っていたことは非常に問題がある」と指摘しました。
そのうえで、現在の制度では届け出がなければその会社が危険物を使っているかどうかは把握できないとしたうえで、「消防など操業再開の許可を出したほうもその後の定期的なチェックというのは可能な範囲でしておいたほうがよかったと思う」と話しています。

近くで働いているんですがまた工事しはじめてます
バイオマテックからの謝罪などは過去の二回の事故の後も無く迷惑だけ被りました
原因も解らず2度の事故を起したのにまだやるのか不安でなりません
また事業を始めるのでしょうか？