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赤切符と青切符はご存知だと思います。違反をして捕まるとこのどちらかを渡されます。
青切符は駐車違反等軽微な違反で、反則金を納めればそれで終わりですが、赤切符は酒酔い運転等の重大な違反で犯罪として取り扱われます。

裁判を経て刑が確定すれば前科者になります。

一度前科が付いたら消えません。消えるのは、前科による資格取得などの制限だけです。

従って、前科者という身分は定年退職したあとも付いて回ることになります。
転職の際の履歴書や面接で、賞罰が問われたりした場合は、一生に渡って正直に公表しなければいけなくなります。
これについて、バレないと思ってか隠そうとする人もいますが、いくら隠しても前科者は前科者ですし、一応高度な個人情報として前科情報は保護されていますが、一定の立場の人間は閲覧できます。素人が隠そうとして隠しきれるものではありません。

前科が付いたら、きちんと自分の犯した罪を背負って反省し、公表すべき時には正直に公表するのが正解です。

交通違反による前科は、他人を殺しかけた罪による、しかも多くの人を殺しかけた罪による前科なので、決して軽く見ることはできません。