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山形中央高校（山形市）の野球部員が、他校の野球部員に暴行し、けがをさせていたことが分かった。高校は、野球部の対外試合1カ月自粛を決めた。

高校によると、暴行したのは2年生の野球部員。10月3日午後10時頃、JR山形駅構内で山形城北高校の1年生の野球部員の胸ぐらをつかみ、左脚を蹴るなどして打撲のけがをさせた。

両校は、秋の県大会3位決定戦で前日に対戦し、山形城北が勝利したが、遠藤淳一教頭は「敗戦が暴行のきっかけかどうかは分からない」としている。

この問題を受け、日本高校野球連盟は23日、山形中央野球部を注意処分とした。また高校は、暴行した野球部員を自宅謹慎処分とする一方、野球部の対外試合の1カ月自粛を決めている。

遠藤教頭は「暴行を加えた生徒は深く反省している。学校としても深く反省し、再発防止に努めたい」と話している。