【レースフォーカス】アップデートを遂げたKTM…オリベイラがカタルーニャで挙げた今季初優勝/MotoGP第7戦
6/9(水) 8:00配信
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オートスポーツweb
ミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)
MotoGP第7戦カタルーニャGPでは、KTMのミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が2021年シーズン初優勝を飾った。第6戦イタリアGPに続く、2戦連続の表彰台獲得である。KTMはイタリアGPから新しいフレームを投入し、そして燃料面で、新しいパートナーシップを結んでいた。
オリベイラは2列目4番手スタートだったが、絶好のスタートを切って1コーナーを過ぎるころには2番手に浮上。2周目には先頭を走っていたジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)を交わしてトップに立った。12周目にはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)のオーバーテイクを許すも、遅れることなくトップを奪還し、今季初優勝を上げた。KTMとしても2021年シーズン、初めての勝利となった。
2020年シーズンにはKTM全体として、3勝、5度の3位表彰台を獲得。2021年シーズンからはコンセッション(優遇措置)の適用から外れた。しかし、2021年のシーズン序盤は、苦しい戦いが続いていた。
第6戦イタリアGPの話に戻るのだが、KTMはイタリアGPから、新しいフレームを投入していた。第6戦イタリアGPでは、オリベイラが2位表彰台を獲得した。これはスペインGP後のテストで初めて走らせたものだという。ここから第7戦カタルーニャGPにかけて、流れが上向きになっていったようだった。