17歳・藤波朱理が高校生世界女王「楽しんで戦えた」 レスリング世界選手権
10/7(木) 12:20配信
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スポニチアネックス
53キロ級で優勝した17歳の藤波朱理(日本レスリング協会提供)
◇レスリング世界選手権第5日(2021年10月6日 ノルウェー・オスロ)
女子の53キロ級は17歳の藤波朱理(三重・いなべ総合学園高)が決勝でテクニカルフォール勝ちし、金メダルを獲得した。高校生での優勝は17年の須崎優衣(早大)以来。50キロ級の吉元玲美那(21=至学館大)も金メダルを獲得。65キロ級の森川美和(22=日体大)は決勝で敗れ銀メダルだった。
決勝でモルドバ選手を2分15秒で下した藤波は、マットで誇らしげに日の丸をはためかせた。初出場ながら初戦から4試合全てテクニカルフォール、無失点の完全優勝。レジェンドの吉田沙保里らが過去に頂点に立ってきた階級で、「この階級に出場する者として絶対に勝たないといけないという責任は感じていましたけど、凄く楽しんで戦えました」と最後まで平常心で戦い抜いた。