台風14号は勢力強め午後、九州北部に上陸の見通し…日本列島横断へ
読売新聞 / 2021年9月17日 0時11分
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東シナ海に停滞していた台風14号は16日、勢力を急速に強め、17日午後に九州北部に上陸する見通しとなった。日本列島を横断しながら温帯低気圧に変わると予想され、気象庁は、西日本から北日本で大雨や強風への警戒を呼びかけている。
気象庁によると、台風14号は16日午後9時、長崎県五島市の約300キロ沖を時速15キロで北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は25メートル。14号は7日にフィリピン付近で発生し、大陸に近づいた後に停滞。一時、勢力を弱めたが、16日に急速に発達した。海水温が影響したとみられる。
宮崎県では非常に激しい雨が降り、宮崎市では国道沿いの斜面が崩れた。17日午後6時までの24時間雨量は、九州北部で250ミリ、四国で200ミリ、九州南部で150ミリなど。18日夕方にかけては、東海や関東甲信、東北などでも大雨が予想されている。