コロナ感染死した大阪市消防局救急隊員の同僚が激白「過酷な勤務と“命の選別”に直面する辛さ」
2021/06/15 09:00AERA dot.
大阪府内の病院の患者を搬送する入り口に貼られた救急隊員に対する感謝の声(C)朝日新聞社
大阪市消防局の救急搬送を担当していた50歳代の男性救急隊員が6月2日、新型コロナウイルスに感染して亡くなったことがわかった。男性は5月3日の勤務後にノドの痛みを訴えた。5日に症状が悪化し、抗原検査を受け、新型コロナウイルスの感染がわかった。男性は1回目のワクチン接種を終えていたが、2回目を受ける前に感染し、帰らぬ人となった。
「職場の先輩が亡くなったと知り、残念で驚くばかりです。明日は我が身ですね」
こう話すのは、男性と同じ大阪市消防局で救急搬送を担当している30歳代のAさん。コロナウイルスの感染拡大で「第4波」に突入して以降、勤務は過酷になったという。
2021/06/15 09:00AERA dot.
大阪府内の病院の患者を搬送する入り口に貼られた救急隊員に対する感謝の声(C)朝日新聞社
大阪市消防局の救急搬送を担当していた50歳代の男性救急隊員が6月2日、新型コロナウイルスに感染して亡くなったことがわかった。男性は5月3日の勤務後にノドの痛みを訴えた。5日に症状が悪化し、抗原検査を受け、新型コロナウイルスの感染がわかった。男性は1回目のワクチン接種を終えていたが、2回目を受ける前に感染し、帰らぬ人となった。
「職場の先輩が亡くなったと知り、残念で驚くばかりです。明日は我が身ですね」
こう話すのは、男性と同じ大阪市消防局で救急搬送を担当している30歳代のAさん。コロナウイルスの感染拡大で「第4波」に突入して以降、勤務は過酷になったという。