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アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校（以下UCSD）、ここが私の一年間留学していた場所です。部屋からは海がうっすらと見え、様々な国の人が暮らすインターナショナルハウス、さらに気候の素晴らしいサンディエゴは勉強の場と言うより観光の場として時間を過ごしたい所でした。ここで私は本当にたくさんの、数えきれない程の経験をすることができました。その中で体感した私の「留学」とは、「得意」を生かせる場であり、「新しい」を見つける場でした。

私は高校の時にダンスを始め、大学でもダンスのサークルに入っていました。サークル内ではどちらかと言うと下手だったのですが、留学先ではどちらかと言うと上手い方とされていました。その理由として、周りはみんなある程度は踊ることができるのですが、本気でダンスをしている、あるいはしていたという人が比較的少なかったからということが考えられます。アメリカ、ラテンアメリカ、欧米出身の人はパーティ好きで、音楽を大音量で流し、お酒を飲みながらノリでその場の雰囲気を楽しんでいたのですが、もしダンスの経験がなかったら、ついていけなかったのでなはいかと感じました。また、ただ単に楽しむだけのダンスではなく、大勢の人の前で発表という形でもダンスを生かすことができました。一年間に数回、私の住んでいたインターナショナルハウス内でのイベントとしてSunday SupperとSlamがありました。同じ日本人の留学生で、しかも以前からの知り合いだったHTちゃんと言う子もダンスの経験者だったので、まぼろしの女で出ることになりました。授業の課題も多い中、お互いが空いている時間を探し、学校内にあるジムの施設を利用するなどして練習を重ねた結果、両イベントで一番の反応が返ってきました。周りのあまりの大歓声