マレー 復帰後マスターズ初勝利
アンディ・マレー
初戦突破を果たしたアンディ・マレー
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク289位のA・マレー(イギリス)が同56位のJ・ロンデロ(アルゼンチン)を2-6, 6-2, 6-3の逆転で破り、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で復帰後初勝利をあげた。
今年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でシングルスでの復帰を果たしていたマレーは、この日カウンターショットを決めるなどで主導権を握り2時間17分で勝利した。
[匿名さん]
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されており「復帰してからプレーした中で最も速いコート。序盤はそれに苦しんだ。タイミングが合わなかった」と振り返った。
「第2セットの序盤で、何とか自分のボールを打てるようになり始めていた。徐々に自分のショットが決まるようになり、よりコートを広く使うようにした。それがうまくできた」
2回戦でマレーは第10シードのF・フォニーニ(イタリア)と対戦する。フォニーニは1回戦で世界ランク45位のS・クエリー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
2010・2011・2016年の上海マスターズを制している元世界ランク1位のマレーは「彼(フォニーニ)とは、これまでもタフな試合ばかりだった。簡単な相手ではない。信じられないほど才能豊かな選手。技術も高い。動きもいい。彼はアップダウンもあるけど、本当にいいプレーをする」と気を引き締めている。
「毎週毎週よくなっていると思う。ここまでの数週間で、かなり向上している。アメリカでプレーしていた時と比べても動きは全体的にとてもいいし、もう少しよくなってくれればと願っている」
同日の1回戦では第9シードのG・モンフィス(フランス)らが2回戦へ駒を進めた。第14シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)は初戦で姿を消した。
[匿名さん]
フェデラー 快勝で初戦突破
初戦突破を果たしたロジャー・フェデラー
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は8日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が世界ランク46位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-2, 7-6 (7-5)のストレートで破り、初戦突破を果たした。
上位8シードは1回戦免除のため、この日が初戦だったフェデラーはファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。ラモス=ヴィノラスに1度もブレークチャンスを与えず、1時間24分で勝利した。
3回戦では、第13シードのD・ゴファン(ベルギー)と世界ランク57位のM・ククシュキン(カザフスタン)の勝者と対戦する。
同日の2回戦では第15シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)や予選勝者で世界ランク248位のV・ポスピシル(カナダ)が3回戦へ進出。第9シードのG・モンフィス(フランス)は2回戦で敗退した。
[匿名さん]