アーティスティックスイミング 乾が日本選手権で高得点マーク
2022年5月2日 20時47分
来月、アーティスティックスイミングの世界選手権が行われるのを前に、日本代表の選手たちが日本選手権にオープン参加し、ソロのフリールーティンで乾友紀子選手が高得点をマークしました。
アーティスティックスイミングの日本代表は来月、ハンガリーで開かれる世界選手権に出場するため準備を進めていて、5月1日からは東京 江東区の東京辰巳国際水泳場で行われている日本選手権にオープン参加しています。
2日に行われた競技のうち、ソロのフリールーティンには東京オリンピック代表で現在はソロに専念している乾選手が出場しました。
乾選手は緩急をつけた体さばきを見せて、94.1667の高得点をマークしました。
演技後、乾選手は「94点は自身にとって過去最高だと思うのでそこはよかった。ただ全体的に沈んでしまい、自分がイメージしていた演技には届いていない。世界選手権までに何ができるかもう一度整理して、グレードアップしたい」と課題をあげていました。
また、デュエットはテクニカルルーティンが行われ、東京オリンピック代表の吉田萌選手と、パリオリンピックを見据えて抜てきされた中学3年生の比嘉もえ選手が出場しました。
女性の剣士をテーマにした演技を、2人はスピード感のある足技などで表現し得点は90.8857でした。
吉田選手は「目指すところはもっと上で、課題が見つかった。さらによくなるように練習を積んでいきたい」と話していました。
比嘉選手は「後半、バテてしまった。今回課題だったところを世界選手権までに直したい。世界に中学生でもできるというところを見せたい」と意気込んでいました。
日本代表 中島ヘッドコーチ “デュエット ベスト出せた”