兵庫県暴力団対策課などは30日、労働者の派遣が禁止されている除染などの工事に作業員を派遣したとして、労働者派遣法違反容疑で福島県二本松市の指定暴力団山口組系組員、浜野友章容疑者(33)、大阪府寝屋川市人材派遣業川西元告容疑者(62)ら3人を逮捕した。
浜野容疑者は「川西容疑者の会社に雇われ福島の現場に行ったことは間違いない」と容疑を認めている。
また川西容疑者も浜野容疑者らに給料を払っていた。
4月23日から8か月間、環境省が発注した福島県川俣町の除染に工事に3人を派遣していた。
除染事業は福島市が発注し、大手ゼネコンが受注。
下請けが請け負う。
除染事業をめぐる厚生労働省の規則では受注業者は従業員の名簿を発注者に出すように定められている。
作業員の被曝量を管理するのが主な目的だ。
暴対法以来、暴力団も大変だとはよく聞くが、福島原発事故の除染の仕事にも行くようになったということか。
それとも人手不足で暴力員の手も借りたいってことか。
【日時】2014年09月30日(火) 16:59
【提供】日刊現代