政治家の名誉、私欲の為のオリンピックは必要なし
日本国内の東京五輪中止を求める声が海外にまで届いています。詳細は以下から。
都知事候補にもなった元日弁連会長の宇都宮健児氏が5月5日正午に開始した「人々の命と暮らしを守るために、東京五輪の開催中止を求めます」とするオンライン署名が7日15時現在で20万筆を超えました。
宇都宮氏は「東京都のみならず、国内各地、さらには世界各国では今日に至るまで新型コロナ感染拡大はまったく止まっておりません」と述べ、「この状況で開催すれば、『平和の祭典』であるはずの五輪は、その理念から大いに逸脱する」として中止を求めています。
ロイター通信は「Anti-Olympics campaign gains traction online in Japan」という英語記事でこの署名を取り上げています。
記事では日本が第4波の真っ最中でワクチン接種も遅々として進まず、緊急事態宣言が延長される見込みであること、国内世論では五輪中止が多数派であることを紹介。
一方で、主催する東京都や組織委などは新型コロナ感染対策を明らかにしないまま開催へと突き進んでいると指摘しています。