🌿邑智郡雑談

NHK

島根県邑南町にあるスキー場、「瑞穂ハイランド」の運営会社が、３１日付けで事業を停止し、今後、自己破産の申請を行うことになりました。
暖冬による雪不足や新型コロナウイルスの感染拡大による来場者数の減少などが大きな理由だということです。
３１日付けで事業を停止したのは、「瑞穂ハイランド」を運営する広島市の「瑞穂リゾート」とその関連会社の合わせて３社です。
会社関係者によりますと「瑞穂ハイランド」は、広島県などから多い時期には年間２０万人が訪れるなど人気のスキー場でしたが、ここ数年は少子化や雪不足などの影響で来場者が減っていたうえ、今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大で５万人ほどと、ピーク時のおよそ４分の１にまで減っていたということです。
こうしたことから資金繰りが悪化し、３社は３１日付けで事業を停止し、今後、自己破産の申請を行うことになりました。
民間の信用調査会社、「帝国データバンク」によりますと負債総額は３社で合わせておよそ３０億円にのぼるとみられています。
スキー場の施設を今後どうするかについては、まだ決まっていないということです。
島根県西部では、２月にも、浜田市のスキー場が事業を停止しています。