👤 オリジナルなりきり

sage
学園スレは迷惑なくらいあるので、そちらに参加してください。このスレは削除しましょう

はいよろ

sage
お前Ｓ民になりすますのはやめろよな

sage
うっとおしい×
うっとうしい○

あと荒らしはその程度の知識と楽しみしかないんだろうから、好きにさせて俺らは華麗にスルーと

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駄文。亀速度。暇な時に思い出したら書く独り善がりな自キャラの過去編。…の予定だけれど実際は未作成のキャラです。本体の個人的な趣向まっしぐらかもｗ
どのスレの世界観かはその内わかると思うので省きます

ラズベル「デス！」

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「ーで、コッチがコモンマロウ。お茶にしたらちょっと面白いことできますデス。お花はビタミンがあってサラダの盛りつけにもつかえますデス。」

差ほど広いとは言い難い室内。見ようによってはそれなりに小綺麗な家具や趣のある木目調の壁と床と天井。
しかし私達を照らすのは近代的な電灯ではなく一つのアルコールランプ、そして落ち着きのある灯りを放つキャンプで使われるようなランプの二つのみ。
室内を改めて眺めている間に、やや片言混じりな訛りのある日本語が耳に入る。
今、あまり柔らかいとは言い難いベッドへ腰掛けた私の目の前で自慢の草花をお披露目しているのがそれの発言主でありこの家の家主。
正直初潮すら来ていないような幼い少女で130cmをようやく越した程度の身長では、草花の鉢が所狭しと並べられた深い色合いの木製テーブルの高さとやや釣り合いが取れていない。
テーブルを完全に占領した鉢の内の一つを受け皿ごと色白な小さい両手で掴んでは慎重な動作で持ち上げ、セミロングの髪や地味な色合いながらもフリルで飾られた女の子らしいドレスの裾を揺らしながら身体ごとこちらへ向き直っては幼い顔にほんの僅かな笑みを浮かべる。

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「ーで、コレが…」
「ファーンリーフゼラニウム。」
「え？」
「現世…此方の世界では別名ペラルゴニウム・ファーンリーフ。フウロソウ科だ。」
「コッチ…」
「アニスヒソップ。別名がジャイアントヒソップ。シソ科でカワミドリ属。咳止めの効能がある。」

少女のあまり変わらない表情の中、それでも何処か楽しげな雰囲気は滲み出ていた。
しかし草花演説が始まったのはかれこれ小一時間前の話。再び草花の説明を始めようと口ずさみだした所で此方が思わず発言してしまいそれを遮る。
幼いながらも整った顔、目が驚きの色を見せること一秒。
鉢を元の場所へ戻し気を取り直して次はと言わんばかりに別の鉢へ触れたところで、説明を先取りするや今度は少女の手がピタリと止まった。

「…ハイ。ミツバチさんも大好きデス。」

鉢を取ろうとした為に横を向いたままの少女の表情ははっきりと見えないが、声音からするに草花の紹介を妨害された事に関しては気にしていない様子。
鉢から手を遠ざけてはその手でアニスヒソップの紫掛かった桃色の花をいとおしげに優しく触る。

「お花さん詳しいデスネ。」
「…まあな。これでも深淵の花園の名を冠する者だ。多少の知識はある。君も幼いのによく知っているな。」
「ふふ。ありがとデス。」

普段から口数の多い方ではない。無意識の内に呟きに近い素っ気ない返答をする間、全ての紹介を終えて一通り満足したのか鉢を元々置いてあった壁際の台車へ移動させていく。
少女が黙々と作業を行う最中も私は手伝う事も動く事もなく、視線を逸らしその先に見えた窓の向こう。暗闇の中に吹き荒れる純白の雪を視界に捉える。
今少女といる落ち着いた空間、永久に降り続くのではないかと錯覚させられる外の吹雪、この時間が長く長く感じられた。

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この緩やかな時間に身を委ねて思い出すのは、怒涛の吹雪が猛威を振るう雪山にて遭難した私を目の前の少女が救ってくれた時より更に以前のこと。
私が妖魔の住まう異界からこの現世へ渡った根元、目的だった。

sage

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ーまだ遠くない過去の話。私は異界の末端で有志を集わせ一つの隊を作り上げた。数百に及ぶ選りすぐりの清き妖魔で構成された戦闘部隊。
敵は百年前に使徒と名乗り現世へ流れ込んだ悪しき妖魔達の子孫。欲望の矛先を現世に定めた妖魔を殲滅すべく私は指揮官となり刃を奮った。

しかし、結果は我らの無惨な敗北。

力量の差は平均的に見れば互角。しかし此方がバランスの整った使い手であれば、敵側は力量に波があった。
雑魚は片付けど一部の圧倒的な使徒の力により此方は徐々に劣勢。
最後には私独りが残り、敢えなくして強力な使徒達の前に敗れたのだ。

sage

私が意識を失ってどれ程の時間が経過しただろうか。目が醒めると眼前に広がるのは血の海へ沈み動かなくなった同士、同族。形様々な肉塊となった者から無惨にも切断され身体の中身を撒き散らす者。性質柄、土などに還る者もいた。
中には同様に一命を取り留めた同士が存在したが、妖魔だからこそ耐えられたとは言え重傷である事に変わりはない。
一度その場から退き、会議の結果は傷を癒した後に我らも現世へ降りて人間に協力を求めようと言うもの。
純粋に妖魔の能力を操れるのはやはり妖魔でしかない。人間には荷が重い。
しかしながら、現世に住まう人間ならばその地の理を活用した戦略面で妖魔に勝るのではないかと推測に至る。

数年後。傷の完治と共に我らは各地に飛び立つ。現世の果てに同族を討つべく。

その数分後、私は降り立った極寒の地で早くも自然の猛威に晒され無様な姿を晒すこととなる。
薄れゆく意識の中、この地の理は間違いではなかったと確信したのだった。

sage

凍てつく世界に呑まれ意識を失ってからどれだけの時間が経過したのか。次に感じたのは全身を包むような肌触りのよい柔らかな感触とそれから伝わる暖かな温もり。
徐々に意識がはっきりとしてくると、先程まで冷えきっていた耳に追い討ちをかけるかの如く響いていた吹雪のうねりがやけに遠いことを知る。状況を知るべく瞼を開くと真っ先に映ったのは木目の天井。そして次にまだ何とか読書くらいは出来るであろう暖かい色の灯りを認識した。
柔らかい毛布に被われた手足の指を小さく動かしながら感覚を確認。ゆっくりと上半身を起こせば自身が飾りっけのない木製ベッドに寝かされていたことを、そして周囲へ目を遣ることによりベッドと同様の木製椅子へちょこんと座って此方の様子を伺っている少女が視界に映る。

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小さく揺らめくアルコールランプが置かれた正方形の木製テーブル。その横にベッドの方角を向いて座れるよう置かれた椅子へ人形の様に座っていた少女。
まだ完全には覚めていない意識の中、互いに言葉を交わさず十数秒が経過する。
幼い顔立ちや小柄な身体は十歳前後だろうか。セミロングの髪は光の加減からか緑っぽさを交えた金髪で毛先にかけやや癖っ毛。此方を見つめる金の瞳。色白の肌。
地味な色合いながら女の子らしいフリルなどが付いた小洒落たデザインのドレスを身に付け、黒の靴下だかストッキングかは履いてこそいるが何故か靴は穿いていない。
椅子に腰掛けて小さな両腕で緑の水玉模様が描かれた枕を抱きしめ口元をそれにうずめながらただただじっと視線を向けてくるのみ。

「…君が助けてくれたのか。」
「…………………………。あったかいスープ…いります？」

約一分は無言で見詰めあっていただろうか。此方の発言待ちかと、一度少女から目を離しては小さな吐息を漏らし呟き加減に。暫しの間を空けながらではあったものの、枕から口元上げては小さな頭をこくりと頷かせて、続けて小首を傾げながらの問い掛けが返上される。
少女の雰囲気から何処と無く対人が苦手のようにも思えた。

「ー…そうだな。折角だから戴こう。」
「ハイ。ちょっとだけ待って…デス。」

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はい皆様ご無沙汰しております。「幼き花園の契約者」の作者で御座います。

×コモンマロウ
○マロウコモン

この間違い、しかも初っぱなからやらかした事に後から気づいて恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしながら逃亡をしておりましたが、ただ今をもって無事に帰還致しました。ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ､ﾋｭｰﾋｭｰ

もう流石に誰も見てないな…？よしこうなったらまったり気ままなペースで書きまつｗｗ

お人形さんな幼女とお侍さんな姉ちゃんの百合百合な生活の始まり始まり〜☆