🏊🏻競泳・シンクロ

藤森太将４位入賞　母校飛龍高が興奮「行け、行け」
[2016年8月13日12時59分　紙面から]


藤森の活躍に盛り上がる飛龍水泳部の選手たち
藤森の活躍に盛り上がる飛龍水泳部の選手たち


　リオ五輪競泳２００メートル個人メドレーで４位入賞を果たした藤森太将（２５＝ミキハウス）の母校、飛龍高（静岡県沼津市）では１２日、杉山康監督（５９）ら指導者３人と水泳部員３４人全員がテレビの前で藤森を応援した。

　１００メートルを過ぎ、平泳ぎで藤森が４位に順位を上げた。自由形の残り５０メートルは選手も監督も「行け、行け」と叫び、拳を握った。メダルには届かなかったものの、藤森は飛龍水泳部ＯＢとして初めて五輪競泳個人種目で決勝に進出。杉山監督は「会心の泳ぎでしたね。ライアン・ロクテより上にいきました。これから１年１年を大切にして、東京ではメダルを取って欲しいですね」と話した。１７日に藤森と同種目で全国高校総体に臨む斎藤孝佳主将（３年）は「ワクワクしました。自分は全国で表彰台に立ち、４年後は同じ舞台に立ちたいです」と刺激を受けていた。

リオ４位競泳藤森1・10復帰　ドーピング処分明け
11/12(木) 6:00配信

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日刊スポーツ
藤森太将（2018年8月12日撮影）

ドーピング検査陽性で2年の資格停止処分を受けた競泳男子の藤森太将（29）が、東京五輪に向けて復帰することが10日、分かった。練習は今月1日から可能となっており、試合も処分明けの来年1月1日から出場できる。藤森は復帰レースに同1月10日の静岡県新春フェスティバル大会（富士水泳場）を予定する。

2年1カ月ぶりのレースで、日本選手権（来年4月）の参加標準記録をクリアすれば、五輪代表をかけた一発勝負に出場できる。父の善弘コーチ（56）は「結果的にはよかったかなあ」と複雑な心境を口にした。

藤森は、16年リオデジャネイロ五輪200メートル個人メドレー4位。銅メダルまで0秒16差だった実力者。だが18年12月の世界短水路選手権、遠征先の中国で陽性反応が出た。藤森は、スポーツ仲裁裁判所に、禁止物質が食事に混入した可能性を主張したが、認められず。だがコロナ禍による五輪延期で東京への道が復活した。練習可能になった今月1日付で前所属の木下グループとも再契約した。善弘コーチは「ずっと気にかけてくださっていた。こんなにありがたいことはないです」と心から感謝した。