呉被告と堀田被告の2人は、2019年4月、兵庫県神戸市中央区の商店街の路上で神戸山口組傘下の與則和組長(67)を包丁で刺し、およそ1カ月の重傷を負わせたとして殺人未遂などの罪に問われている。
17日に開かれた初公判で呉被告は「殺意を持ったことはない」と起訴内容を一部否認し、弁護側も傷害罪を主張。 堀田被告は「與組長を襲うことも呉被告が包丁を持っていたことも知らなかった」として無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は「2人は犯行の前から被害者の動向をさぐっていて、堀田被告は呉被告が包丁を購入していたことを認識していた」などと指摘した。 裁判は山口組と神戸山口組の緊張関係が続いているとして裁判員裁判の対象から除外されている。
17日に開かれた初公判で呉被告は「殺意を持ったことはない」と起訴内容を一部否認し、弁護側も傷害罪を主張。 堀田被告は「與組長を襲うことも呉被告が包丁を持っていたことも知らなかった」として無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は「2人は犯行の前から被害者の動向をさぐっていて、堀田被告は呉被告が包丁を購入していたことを認識していた」などと指摘した。 裁判は山口組と神戸山口組の緊張関係が続いているとして裁判員裁判の対象から除外されている。