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■全日遊連とは？
パチンコを趣味にしているオヤジのなかでも全日遊連を聞いたことがない人もいるでしょう。

全日遊連は正式には全日本遊技事業協同組合連合会です。

簡単に言えばパチンコホールの全国組織となっています。

知らない人も多いのですが、「全国パチンコ・パチスロファン感謝デー」というキャンペーンを実施しているのが全日遊連なのです。

他にもさまざまな活動をしている全日遊連。

そこで今回は、パチンコ業界でも重要な存在である全日遊連はどんな組織で、どんな活動をしているのか紹介していきたいと思います。

■全日遊連はどんな組織で目的は？
全日遊連はパチンコホールの全国組織であり、1989年に発足しました。

1992年に協同組合として内閣総理大臣から認可を受けています。

そんな全日遊連を所轄しているのが国家公安委員会と警察庁です。

傘下組合は各都道府県にあり、全国51組合が会員となっています。

全日遊連の目的は会員・君愛飲の相互扶助であり、自主的な経済活動及び営業の健全な発展を促進し、経済的地位の向上です。

つまり、全日遊連はパチンコホールの全国組織であり、パチンコホールの健全な営業や地位向上を目指している組織なのです。

■具体的にどんなことをしている？
全日遊連の名前を聞くのは全国ファン感謝デーのときだと思います。

パチンコ好きのオヤジなら、全国ファン感謝デーというキャンペーンに参加したことがあるのではないでしょうか。

この全国ファン感謝デーを毎年実施しているのが全日遊連なのです。

他にもさまざまな社会活動に取り組んでいます。

なかでも取り組んでいるのがパチンコ・パチスロの依存症問題です。

全日遊連はぱちんこ依存問題研究会を発足し、現状の把握や改善に向けて取り組んでいます。

また、全日遊連の支援で第三者機関であるリカバリーサポート・ネットワークを設立し、電話で依存症についての無料相談ができるようになっているのです。

全日遊連が依存症問題に取り組む理由は、パチンコ・パチスロの取り巻く状況が関係しています。

パチンコ・スロットはギャンブル依存症を生み出すとして根強い反対があるのです。

そのため、全日遊連は信頼されるためにパチンコ・パチスロの依存症問題の解決に取り組んでいるのです。

■全日遊連は重要な存在
実はパチンコ好きのオヤジにとって全日遊連は重要な存在です。

パチンコ業界を取り巻く環境は悪化の一途を辿っています。

規制が厳しくなり、楽しむことができません。

しかし、それはパチンコホールも一緒です。

そこで、パチンコホールの全国組織である全日遊連が組織的に動くことで希望があります。

実際に今年発表されたパチンコの規制案が公表される前に、全日遊連の理事長らが要望を出しています。

パチンコホールがこれ以上厳しい状況にならないように、警察庁に訴えたのです。

パチンコを楽しむためにはパチンコホールが絶対に必要となります。

パチンコ業界を取り巻くのは厳しい状況ですが、全日遊連にはパチンコ業界の打開を図ってもらいたいものです。