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タイ南部プーケット県は2021年7月29日、新型コロナウイルスの発生が県内で増加している現状から、8月3日から16日まで、国内からのプーケット県訪問を禁止すると発表しました。なお「プーケット・サンボックス」による国外からの訪問は継続されます。

国内からの訪問禁止についてプーケットは、「公衆衛生システムで対応できる範囲内に感染拡大を抑えるために、移動を減らしたり制限したりすることを目的とした対策を講じる必要がある」と、その理由を発表しました。

この命令では陸・海・空からの国内到着が禁止されますが、救急・救助車両、医薬品・医療品、消費財、農産物、家畜、燃料、銀行の現金、小包、印刷物などの輸送は除外。また国際航空の出発、新型コロナウイルスを収束させるために活動している職員、緊急の任務に就いている職員も除外されます。

なお「プーケット・サンドボックス」プロジェクトには影響がありませんが、プーケットに7日以上滞在した後にスラタニ、クラビ、パンガーへの旅行を許可する「プーケット・エクステンション」は、開始が延期される可能性があります。