2大会連続のメダル獲得を狙う渡部暁が、上々の仕上がりを見せた。3回の飛躍練習は全て3位以内で、いずれもK点(120メートル)を越えた。「抜群にいいわけではないけど、悪くはない」と話した。
距離の練習もすでに行っており「平たんが多くてスピードに乗りやすい。得意な部類には入らない」と印象を語る。集団での争いを予想し「ジャンプでいい位置につけたい」と戦略を描いた。
今季はワールドカップ(W杯)優勝はないが、表彰台は5度。世界選手権前最後のW杯(10日)でも2位に入った。荻原健司以来、日本勢11大会ぶりの頂点に向け「調子自体は悪くない。狙えると思う」と意気込んだ。(共同)
[匿名さん]
019.2.22 00:07
宮沢大志「下りで離されすぎた」 準々決勝敗退/距離
ノルディックスキーの世界選手権第2日は21日、オーストリアのゼーフェルトで本格的に競技が始まり、距離スプリント・フリーの男子(1・6キロ)で、予選を21位で通過した宮沢大志(JR東日本スポーツ)は準々決勝4組で6位に終わり、上位12人による準決勝進出を逃した。
女子(1・2キロ)に日本勢は出場しなかった。
[匿名さん]
2019.2.23 09:15
フレンツェル、鮮やかV!「とても素晴らしい気分」/複合
複合個人ラージヒル 優勝したエリック・フレンツェル=ゼーフェルト(共同)【拡大】
ノルディックスキーの世界選手権第3日は22日、オーストリアのゼーフェルトなどで複合個人ラージヒルが行われ、渡部暁斗(北野建設)は6位に終わり、銀メダルだった前回に続く表彰台には立てなかった。
複合個人ラージヒルはフレンツェルが鮮やかに勝った。前半飛躍で一人だけヒルサイズを越える130・5メートルの大ジャンプ。首位で迎えた後半距離は終盤の上りでギアを上げて先頭集団を抜け出した。ゴール前にガッツポーズをする余裕もあった王者は「とても素晴らしい気分」と喜びに浸った。
2季前までワールドカップ(W杯)個人総合を5連覇し、五輪の金メダルを三つ持つ実力者。しかし今季はW杯で表彰台が2度だけと苦戦してきた。大一番で輝きを取り戻し「この数週間はハードワークしてきた。今日はワンダフル」と笑顔だった。(共同)
[匿名さん]
2019.3.1 05:01
暁斗が複合個人NH「銅」!2大会連続表彰台、飛躍6位から逆転/スキー
3位の渡部暁(右端)はレース後、吹っ切れた笑顔で雄たけび。左は2位のグルーバー、中央は優勝のリーベル(ロイター)
3位の渡部暁(右端)はレース後、吹っ切れた笑顔で雄たけび。左は2位のグルーバー、中央は優勝のリーベル(ロイター)【拡大】
ノルディックスキー・世界選手権第9日(28日、オーストリア・ゼーフェルト)複合個人ノーマルヒルで渡部暁斗(30)=北野建設=が3位に入り、2大会連続のメダルを獲得した。前半飛躍(ヒルサイズ=HS109メートル)で6位につけ、後半距離(10キロ)は終盤まで首位争いを演じたが優勝したヤールマグヌス・リーベル(21)=ノルウェー=らに僅差で屈した。前日27日のジャンプ女子個人(ヒルサイズ=HS109メートル)で、高梨沙羅(22)=クラレ=は6位だった。
最後の直線で次々と抜かれた。渡部暁は個人で初の世界一の座に、あと一歩で届かなかった。
「金メダルを取れる位置にいたので、取りたかった」
前半飛躍で6位。3位と14秒差で後半距離に臨んだ。しぶとい走りで順位を上げる。上位3人のデッドヒート。自ら仕掛けてトップに立つ場面もあったが、最後に屈した。「積極的にレースをした結果。順位は受け止める」。個人で前回2017年のラージヒル銀に続く2大会連続のメダル獲得。表彰台に立って笑顔を浮かべた。
今年は個人ラージヒル6位、弟の善斗と組んだ団体スプリントは4位。前回メダルを獲得した2種目で惜敗し、「逆に吹っ切れた」。昨季W杯個人総合優勝を果たし、今季は「世界選手権一本に絞っていく」と公言していた。頂点には届かなかったが、世界トップクラスの力を改めて示した。
[匿名さん]