「離島甲子園」対馬で開催 8月19日開幕 村田兆治さんらPR
2019/7/12 6:00
西日本新聞 長崎・佐世保版
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「離島甲子園」をPRする元プロ野球選手の村田兆治さん
「離島甲子園」として知られる第12回全国離島交流中学生野球大会が8月19〜23日、対馬市内で開かれる。県内での開催は2015年の五島市大会以来4回目。全国24自治体から過去最多の25チームが出場する。11日、大会名誉会長の元プロ野球選手、村田兆治さん(69)らが県庁でPRした。
通算215勝を挙げ「マサカリ投法」で有名な村田さんが大会を提唱。現役引退後に各地の離島で子どもたちを対象に野球教室を開いてきており、08年に伊豆大島(東京都大島町)で第1回大会を開催。以降毎年開催し、参加チームも増えている。
記者会見した村田さんは「島の子どもたちが野球を通じて交流することで絆が強まる。自信にもつながる」と語り、観戦を呼びかけた。大会実行委員長の比田勝尚喜対馬市長は「高校生の甲子園大会にも引けを取らない白熱した大会になるようにしたい」と意気込んだ。
県勢は壱岐市のチームが2回、五島市のチームが1回優勝している。今年の対馬市大会では22日の決勝戦終了後、プロ野球OB会による野球教室も予定。対馬市政策企画課内の実行委事務局=0920(53)6111。
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