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■マッチングサイトに潜む結婚詐欺師　

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横浜の探偵が追っていた結婚詐欺師、増田勝紀の続報。

昨年末に追起訴されていた増田勝紀被告人の第二回公判が２０２１年２月２日に東京地方裁判所で開かれた。

追起訴の内容は令和２年６月頃、他の被害者と同様にマッチングアプリで知り合った４０歳代女性に「税金対策として飲食店を始めるから一緒にやろう」「会計事務所に税務登録が必要だから」などと言いクレジットカード数枚を騙し取り、その後コンビニエンスストアなどで現金約５０万円を引き出した詐欺罪及び窃盗罪という起訴内容だった。

新型コロナウイルス感染症対策として傍聴席が約半数の２６席に制限されていたものの傍聴席は被害者の方々などで満席となった東京地方裁判所の法廷に、手錠・腰縄・黒色のスーツ姿で刑務官２名に付き添われ入廷した増田勝紀被告人は、逮捕前のだらしなく太った体型と比べかなり痩せており、被告人席に座るとしばらくの間、憔悴した面持ちで証言台付近を見つめたままだった。

検察官による起訴状朗読の後に増田勝紀被告人及び弁護人は起訴内容を大筋認め第二回公判は終了したが、検察側は今後も増田被告人を複数の事件で追起訴する方針を明らかにしており次回公判は２０２１年３月に予定されている。

公判後、傍聴に来ていた被害者の方にお話を伺ったが「改めて増田（被告人）の姿を見て怒りが湧き上がって来ました。絶対に反省などはしていないと思うので厳しく処罰をして欲しい」とのことだった。