📖 創作･携帯小説

「……ん」

暗闇の中、目が覚めた。
あれ、俺、いつの間にこんなとこに居たんだ。
てか今何時だ？　今日朝練無かったっけ。

色んな考えが巡って、ひとまず起き上がろうと試みる。

ぎし。


「……は？」

ぎし、ぎし、ぎし。
何度起き上がろうとしても、ベッドの軋む音がするだけ。
手が動かない。

そこでやっと、自分は拘束されているんだと理解できた。

最初に思ったことは、これで朝練出なくてもいいな、なんて陽気な考え。
で、次に、こんなことする変態はどこの馬鹿野郎だ、と思った。

大体、俺を拘束する理由が分からない。
俺んちは身代金を請求されるほど金持ちじゃないし。
もし変態的な目的でも、可愛い巨乳な女の子なら大歓迎だが。

まあ、そんな美味しい展開じゃないこと百も承知。

「……ちっ」

とりあえずこのままじゃ駄目だ。
何とかして抜け出さねえと。
そう思って何とか手の拘束から逃げだそうとするも、相当きつく縛られているのか、びくともしない。
それどころか、あまり動きすぎたせいか俺の手首が痛んだ。

「……」

諦めて動くのを止める。
それにしても、犯人が一向に現れない。
どこで何してやがる。

そう思った直後。
ぎぃ、と扉が開く音がした。

「っ、」

犯人、か？
自然と体が強張る。
だが、俺は思わず叫んだ。

「誰だてめえ!!」

そう叫ぶと同時に、ぱっと明るくなった視界。
そして、犯人の姿が晒された。

「……え」

その姿に、驚愕。
だって、犯人は、目の前にいる人物は。


「……何間抜けに口開けとんのや。でっかいブツでも突っ込まれたいんか？」


同じ学校に通う、
同じクラスの、
しかも俺の隣の席の。


「……白崎鞘(しろさきさや)……」

白崎鞘。
生粋の関西人で、ばりばり関西弁を使う。
成績は上、運動神経もかなり良い方だとか。
確か空手を習っている、らしい。
そして結構美人だが、胸の大きさは……

なんて思考回路を巡らせていると、白崎はずいっと俺に近づいた。
そこで、やっと現状に理解する。

「白崎、これ犯罪だぞ」

出来るだけ低い声を出した。
まだ成人はしていないものの、高校三年生の男子の声だ、相当低い。
そして、この声にびびらない女子など居ないはず。

……そう思っていた。

「知らんわ。うちがやりたい思うたからやったまでや、そこに法律なんざ存在しぃへん」

……。


……え？

俺の思考回路が完全に停止した。
その様子を見て、白崎は再び口を開く。

「あんな、この際やから色々暴露したる。うちんちは裏の仕事を多く取り扱っとる一家や」
「……」
「裏の世界じゃ相当有名、知らん奴なんか居らんくらいにな。まあ、そこまで危ないことしてる訳やあらへんけど、何人か病人送りにしたこともある」
「……！」
「つまり、や」

白崎がそこで言葉を一度区切ると、顔をずいっと俺に近づけた。
ちょ、近い。


「うちら白崎一家に法律なんざ通用しぃへんっちゅーことや」



俺の頭は、その言葉の処理に追いつけない。

「待て。……待ってくれ」

頭が痛い。
こいつは何を言っているんだ。

「何や、苦しそうやな。こんな信じられん状況に思わず勃ったんか？」
「違うわボケ」

白崎は面白そうににやにや笑うだけ。

「まあ、理解できへんくなるんも分かるわ」

彼女はふっと鼻で笑った。
そして短い自分の髪を指で弄ぶ。

「せやけどこれだけは理解しぃ」

そう言うと、彼女の顔が更に近づく。
や、え、ちょ。

抵抗しようとするが、拘束されている俺にそれは難しくて。

そのまま、


キスされた。

「ぅ、」

いきなりの状況に頭がついていかない。
いや、ついていけないの方が正しいか。

何だこの状況。

「んぅ、ふ、」

白崎の舌が、俺の唇の隙間を縫うように入ってきた。

そして俺の口の中を犯していく。
まるで女とは思えないぐらいに、上手い……
相当手慣れている。

一応、俺もそれなりに女経験はある、けど。
そんな俺でも、白崎にはついていけない。

「ふっ、ん……、」

息苦しくなってきたところで、白崎の唇が離れる。
まだ微かに残る口内の、キスの味。
じわじわと、顔に熱が集まるのが分かる。

「……ぶは、こんぐらいで赤くなるとか、可愛らしいな」

そう言って、白崎は俺の頭を撫でた。
情けないな、女からキスされたぐらいで……

ふっと自嘲気味に笑うと、白崎が口を開いた。

「……うちはお前が好きや」


突然の、告白。
不覚にもどきりと心臓が高鳴る。

「せやから色んなことしたくなってもうた」

ふざけんな、と言いたくなった。
お前の我が儘で俺はこんなことなってんのか、と叫びたくなった。

だけど叫べなかった。

白崎は極めて真面目な顔で。
真剣な顔で。
俺の顔を、しっかりを見据えていたから。

「……羽村陸(はむらりく)」

そして、彼女は俺の名前を言う。


少しだけ妖しそうな表情を見せて、
彼女の手が頬を掠める。

「今日からあんたはうちのモンや」


そう言うと、俺の額に優しくキスを落とした。

全然駄文じゃないよ
女の子がすごい濃いキャラやな〜（＾◇＾）

>>中村さん
うわあああああああああ初コメントおおおおおおお(
ありがとうございます!!
ものすっげ嬉しいです、嬉しいいいいいいい←

鞘は凄く濃いキャラにしていくつもりです(・ω・´)

コメントありがとうございました!!

実は、私もひそかに読者です！
お互い頑張りましょう♪

>>-NANA-さん
ぎゃああああああああああああああコメント二つ目ええええ←
こんなのの読者なんて…(；ω；)ぶわっ(
ありがとうございます!!

お互い、ということはNANAさんも何か書いていらっしゃるのですか？
良ければ書いている作品をお教え頂けないでしょうか…
見に行きたいです！

コメントありがとうございました!!

あの後。
俺は何とか懇願して拘束を解いて貰った。

自由になった体。
白崎に向かって一度家に帰らせてくれと土下座してまで頼んでみた、が。

「アホか。こっちは誘拐しとる身やっちゅーねん、そんなホイホイ外に出す訳あらへんやろ」

……一刀両断。
俺がその場に膝から崩れ落ちたのは言うまでもない。


そして今現在。

どうしてこうなってしまったのか。


「……白崎」
「何や」
「何で俺はこんなところに居るんだ……」

ただいま、俺、羽村陸は。
とても豪華なお屋敷であるだろう大広間に来ています。
予測であるのは、俺が一歩も外に出てこの建物を見ていないから。

つまり、あの拘束されていた部屋とこの大広間は、同じ敷地内、しかも同じ建物にあるということ。

……こいつんちどんだけ裏の仕事で稼いでんだよ……！

「……何で、って……」

きょとんとした顔をする白崎。
こいつ、顔だけは美人だから、そんな顔すると結構可愛く映る。
くそ、反応すんな、俺の息子。


「うちの親父に紹介するからに決まっとるやろ」



「……は？」

｢アイ・ナイ｣って、言うんですけど よろしくです！

アイ・ナイってめっちゃ面白い奴！！

↑
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良ければ、コメ書いてください！
青筒さん すいませんm(．．)m
青筒さん 待っております♪

age

ぜんぜんおもしろくないー
関西弁きらいー
女きもいー

この文をほかのとこにはりなよ♪さもないと、、
あっ最後まで読まないとあなたは一生Ｈできねぇよ？これは本当


おまんこにおちんこを
いれられた………


つまりレイプされた
何回も何回も


ある日


せいりがこなかった。



こなかったんだ

その人は、子を生んだ。でもやっぱつらくて
子を捨てた。

二十年後
その子は生きていた
父親に似ていた


そしてレイプしてんの
みた。
ショックだった



このコピペを一回でも
どっかにはらなきゃ
あんた三日後しぬ



やらなくて死んだ人


山本 光流
田中 千尋

斉藤 百恵
野坂 理子
荒川 優

藤岡 拓実
木下 裕樹

中に出して！

ウッ！デル〜

ハｱハｱハｱ