なでしこのキャプテン宮間「ブームではなく文化に」
7月12日 19時09分
なでしこのキャプテン宮間「ブームではなく文化に」
サッカー女子の「なでしこリーグ」が再開し、女子ワールドカップで準優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」のキャプテン、宮間あや選手の岡山湯郷ベルはINAC神戸レオネッサと対戦し2対2で引き分けました。
女子ワールドカップのため、およそ2か月間中断していた「なでしこリーグ」は12日再開し、このうち宮間選手が所属する岡山湯郷ベルはホームで首位のINAC神戸レオネッサと対戦しました。
試合前にはワールドカップに出場した宮間選手や、この試合は左膝の関節の炎症のため、ベンチ入りしなかったレオネッサの澤穂希選手も含め両チームの合わせて9人の日本代表選手に花束が贈られ、およそ5000人の満員のサポーターが大きな拍手で祝福しました。
試合は2点を追うベルが宮間選手を起点に反撃し、後半36分に1点を返すと、その3分後には宮間選手が相手のボールを奪ってみずからドリブルで持ち込んでシュートを決めて、同点に追いつきました。終盤のピンチは日本代表のゴールキーパー、福元美穂選手が再三の好セーブでしのぎ、2対2で引き分けました。
試合後、宮間選手は「多くの人が来てくれて自分たちを後押ししてくれた感じがした。この盛り上がりをブームではなく、文化にできるよう、また見に来たいと思ってもらえるサッカーを続けていきたい」と話しました。
[匿名さん]
なでしこリーグ再開 W杯効果で観客大入り、立ち見客も
朝日新聞デジタル 0時32分
[匿名さん]
<なでしこL>INAC神戸首位に 日テレは千葉と引き分け
毎日新聞 7月17日(金)21時9分配信
女子サッカーのなでしこリーグは17日、各地で5試合があり、首位の日テレは千葉と1−1で引き分けた。2位のINAC神戸が日本代表の川澄のゴールなどで大阪高槻に3−1で勝って、日テレにかわり首位に躍り出た。
[匿名さん]
宮間あや30メートル決勝FK弾 2戦連発
日刊スポーツ 7月18日(土)8時10分配信
<プレナスなでしこリーグ:岡山湯郷1−0新潟>◇レギュラーシリーズ第11節◇17日◇岡山・Cスタ
なでしこジャパンの主将で岡山湯郷MF宮間あや(30)が、世界最高水準のFK弾を決めた。0−0で迎えた新潟戦の後半34分。約30メートルの距離から右足を振り抜き、無回転のブレ球を直接ゴールにたたき込んだ。2戦連続今季3得点目で勝利。台風11号の影響で開催が危ぶまれたが、足を運んだ観客を喜ばせた。
世界中の誰が見たってワンダフルゴールだ。宮間が右足を振り抜いた。雨が上がった岡山の夜空を、ボールが切り裂く。約30メートルの距離をものともしない無回転のブレ球。「(無回転を)狙っていた」という直接FKが、1−0の決勝弾だ。
周到な伏線があった。前半からゴール前のFKを、FWの頭に合わせ続けた。「相手がクロスを狙っているのが分かった」。一進一退だった試合の終盤に、裏をかいてドン! 「外したら(おとりに使った)皆に申し訳ないけれど」とにっこり。冷静な頭脳と抜群の技術で奪ったゴールだ。
[匿名さん]
台風11号の影響で開催が危ぶまれた。この日は本拠地美作ではなく、岡山市内での試合。1365人の観客に勝ち点3を届けて「足元の悪い中、皆さんの力で雨がやんでサッカーができました。女子サッカーをサポートしていただいてうれしいです」と喜んだ。
なでしこジャパンは来春、大阪でリオ五輪予選を戦うことが決まった。それでも宮間は「今は特に考えてない。その時に考えます。リーグに集中したい」。ただ代表のユニホームを着ていなくても、なでしこリーグには世界最高級のプレーヤーがいる。【益田一弘】
[匿名さん]