🐎 乗馬・馬術

ブルース・スプリングスティーン娘が馬術障害飛越団体で銀メダル
[2021年8月8日9時49分]
米ロック歌手ブルース・スプリングスティーン（71）の娘ジェシカ・スプリングスティーン（29）が7日、米国代表として出場した東京オリンピック（五輪）馬術障害飛越団体で銀メダルに輝いた。

米国チームは前日に行われた予選を5位で通過し、決勝に進出していた。五輪デビューとなった3日に行われた個人予選では、31位に終わり決勝進出を逃していた。

4歳から乗馬を始めたというスプリングスティーンは、大学在学中の2012年ロンドン五輪では補欠選手に選ばれたが、16年リオ大会では代表選考に漏れ、五輪の大舞台で競技に出場したのは今大会が初めて。コロナ禍で無観客になったことからロック界のボスと呼ばれる父を含む家族の来日は実現しなかったが、予選通過後に米国で応援する家族から写真が送られてきてことを明かし、リモート応援が励みになっていると語っていた。

さまざまな色や形の障害物を決められた順番通りに飛び越えてゴールを目指す障害飛越を巡っては、3日に行われた個人予選に出場した一部選手たちから力士の形をした障害物に馬たちがおびえていると苦情があがり、撤去される事態が起きていた。複数の馬が力士の障害物の前で立ち止まって減点され、予選を通過できなかった選手もいたとメディアでも報じられていた。東京五輪では、だるまや城、コイなど日本を象徴するデザインの障害物が設置されていた。